※本ページはプロモーション(広告)が含まれています。
また1つのデータを複数のHDDに分けて保存し、安全性や速度を高める「Raid機能」を持つタイプのHDDケースも人気です。
本記事ではHDDケースの種類や選び方、メリット・デメリットを解説し、おすすめのHDDケースをメーカーや用途・目的別に8つ紹介していきます。
目次
HDDケースとは
HDDケースとは、PCなどに内蔵されているHDDを搭載することで外付けHDDとして利用できるようにするケースです。
HDDケースを使うことで、古いPCのHDDを再利用したり、データの持ち運びが容易になります。
複数のHDDを搭載できるケースもあるため、単に外付けHDDとして使ったり、サーバーとして使ったり、様々な使い方が可能です。
HDDの取り付けに工具は必要なく、とてもカンタンに利用することができます。
HDDケースの価格帯
HDDケースの価格はさまざまで、1,000円前後のケースもあれば、高いものだと2万円以上するケースもあります。
価格の違いは、主にHDDの搭載数で決まります。
HDDをたくさん搭載できるHDDケースは、それだけ高価です。
その他にはRaid機能の有無、アダプタ内蔵かどうか、転送速度、最大容量といったスペックの違いによって、価格に違いが出てきます。
HDDケースの種類
HDDケースの主な種類を解説。
- 2.5インチ対応タイプ
- 3.5インチ対応タイプ
- HDD複数搭載タイプ
2.5インチ対応タイプ
2.5インチ対応タイプは、ノートパソコンやゲーム機に内蔵されている2.5インチのHDDを搭載できるHDDケースです。
ポケットに入るようなコンパクトなケースが多く、非常に持ち運びやすくなっています。
またUSBから電力供給できるタイプがほとんどで、携帯性や利便性が高いのが特徴です。
PC用の3.5インチ内臓HDDは搭載できないので注意しましょう。
3.5インチ対応タイプ
デスクトップパソコンに内蔵する3.5インチHDDを搭載できるタイプのHDDケースです。
2.5インチ対応タイプよりも大きなケースで、外付けHDDのようなデザインとなっています。
持ち運びには向いていませんが、その代わり最大容量が大きいものが多いです。
また3.5インチと2.5インチどちらも搭載できるタイプもあります。
HDD複数搭載タイプ
HDD複数搭載タイプは、その名の通り複数のHDDを搭載できるHDDケースです。
複数の内臓HDDを再利用したい場合には、とても便利なケースとなります。
1つのデータを複数のHDDに保存できる「Raid機能」を持つタイプのケースもあり、HDD単体で使用するよりも安全性や書き込み・読み込み速度をアップさせることも可能です。
HDDケースのメリット・デメリット
HDDケースのメリットを3つ解説します。
- 古いPCやデバイスなどのHDDをそのまま使いまわせる
- 内蔵HDDを安全に持ち運べる
- 複数のHDDを1台にまとめられる
古いPCやデバイスなどのHDDをそのまま使いまわせる
PCを買い替えるとき、HDDから必要なデータを移行するのは非常に手間がかかります。
しかし、HDDケースを使って内蔵HDDを外付けHDD化すれば、データ移行の手間はほとんどありません。
HDDケースに内蔵HDDを取り付けて、USBなどで接続するだけです。
古いHDDから新しいPCのHDDやSSDにデータを移したいときにも役立ちます。
内蔵HDDを安全に持ち運べる
HDDケースは内蔵タイプのHDDを安全に持ち運べるというメリットもあります。
デスクトップパソコンはもちろんですが、HDDケースのほうがノートPCよりも遥に軽いので持ち運びに便利です。またHDDをそのまま持ち歩くより、外側にケースがあったほうが耐久性も高くなります。
耐久性が高くなれば、それだけ故障のリスクを減らすことに繋がります。
複数のHDDを1台にまとめられる
HDDケースには複数のHDDを搭載できるタイプもあるので、HDDが4〜5つあっても、1台にまとめて使用することができます。
複数のHDDを1台にまとめることで、HDDの管理が楽になるのはメリットの一つでしょう。
また複数搭載タイプのHDDケースには、Raid機能を使えるものもあり、データ保護やアクセス速度向上など性能面の強化も期待できます。
HDDケースのデメリット
HDDケースのデメリットを2つ解説します。
- HDDの温度が上がりやすい
- 内蔵HDDよりも転送速度が遅くなることがある
HDDの温度が上がりやすい
HDDケースは小さなケースの中にHDDを搭載するため、熱が籠りやすい構造です。
そのためHDDの温度も上がりやすくなってしまいます。
HDDは50度を超えると故障が起こりやすくなりますので、熱には気をつけたいところです。
特に狭いケース内に複数のHDDを搭載するタイプは、熱の発生源が多く、ケース内の温度が上がりやすくなります。
複数台搭載タイプを選ぶときは、冷却性能についても考慮したほうがいいでしょう。
内蔵HDDよりも転送速度が遅くなることがある
HDDケースを使用すると、内蔵HDDとして使うよりもデータ転送速度が遅くなってしまう可能性があります。
内蔵HDDの多くはSATA接続で、現在主流の「SATA3」は転送速度が最大6.0Gbps。
一方のHDDケースはUSB接続が多く、USB3.0はデータ転送が最大5Gbpsなので、SATA3よりも遅くなってしまいます。
転送速度を速くしたい場合には、UASP高速転送モード、USB3.2 Gen.1、USB3.2 Gen.2などに対応したケースを選ぶのがおすすめです。
HDDケースの選び方
HDDケースの選び方を解説します。
- HDDのサイズや対応OSで選ぶ
- 接続するインターフェースで選ぶ
- HDDの搭載台数で選ぶ
HDDのサイズで選ぶ
HDDケースはケースによって搭載できるHDDのサイズや、対応しているOSが異なります。
PC内蔵型のHDDは3.5インチ、ノートパソコンのHDDは2.5インチです。
まずは搭載できるHDDのサイズを確認しましょう。
またケースによってはMacやゲーム機に対応していない場合もあります。
接続するPCやゲーム機に対応しているかどうか、しっかり確認してから購入するようにして下さい。
接続するインターフェースで選ぶ
HDDケースの主な接続インターフェースはUSB接続とType-C接続があります。
またUSBは規格によって転送速度が異なります。
USB3.0、USB3.1(Gen1)、USB3.1(Gen2)、USB3.2など、様々な規格があるため複雑ですが、数字の大きいほうが転送速度が速いです。
HDDはデータの読み書きで頻繁にアクセスするため、転送速度も重要なポイントとなります。
HDDの搭載台数で選ぶ
複数のHDDを搭載したい場合には、搭載できるHDDの数で選びましょう。
HDDケースは複数搭載タイプもあり、2〜5台搭載できるものが多くなっています。
複数搭載タイプには2.5インチと3.5インチ両方に対応するものや、差し込むだけで使えるスタンドタイプなど、様々なタイプがあるのが特徴です。
基本的に搭載できる台数が多くなると価格も高くなります。
HDDケースのおすすめ8選
おすすめのHDDケースを紹介します。
ロジテック LGB-PBSU3
最初に紹介するおすすめのHDDケースは、「ロジテック LGB-PBSU3」です。
ロジテック LGB-PBSU3の仕様・製品情報
タイプ | 2.5インチHDD、2.5インチSSD |
---|---|
最大容量 | HDDは最大2TB、SSDは最大4TB |
対応OS | USBポートを搭載するDOS/Vパソコン及び、Intel Macシリーズ |
インターフェース | USB 3.2 UASP対応/td> |
Raid機能 | × |
ロジテック LGB-PBSU3のおすすめポイント3つ
- HDDを超カンタン装着
- 高速データ転送
- PS4やテレビでも使える汎用性
ロジテック LGB-PBSU3のレビューと評価・評判
カンタン装着&幅広い用途に対応する汎用性の高い2.5インチHDDケース
ロジテック LGB-PBSU3は、HDDを簡単に装着できる2.5インチHDDケースです。
WindowsとMacのほかにも、ゲーム機やテレビなどに使えます。
(PS4、PS5で使用できるSSDは容量が250GB以上必要)
USB3.2 Gen.1(USB3.0)とUASP に対応で、データ転送も
2.5インチタイプなのでサイズも小さく、持ち運びにも非常に便利です。
非常に幅広い使い方をできるため、多くの人におすすめできるHDDケースとなっています。
UGREEN 2.5インチ hddケース
次に紹介するおすすめのHDDケースは、「UGREEN 2.5インチ hddケース」です。
UGREEN 2.5インチ hddケースの仕様・製品情報
タイプ | 2.5インチHDD、2.5インチSSD |
---|---|
最大容量 | 6TB |
対応OS | Windows, Mac |
インターフェース | USB 3.1 Gen 2 Type-C |
Raid機能 | × |
UGREEN 2.5インチ hddケースのおすすめポイント3つ
- Type-C対応の2.5インチ
- 高い放熱性を持つアルミケース採用
- 自動スリープ機能でHDDに優しい
UGREEN 2.5インチ hddケースのレビューと評価・評判
Type-C対応で放熱性とデザイン性に優れる2.5インチタイプ
UGREEN 2.5インチ hddケースは、USB Type-C接続の2.5インチHDDケースです。
Type-C機器と高い互換性があり、幅広い使い方ができます。
放熱性に優れたアルミケースと自動スリープ機能で、ケース内に熱が籠らないように設計されているのもポイントです。
シンプルでメタリックなデザインもPC周りに馴染みやすくなっています。
玄人志向 KURO-DACHI/ONE
次に紹介するおすすめのHDDケースは、「玄人志向 KURO-DACHI/ONE」です。
玄人志向 KURO-DACHI/ONEの仕様・製品情報
タイプ | 2.5インチHDD、2.5インチSSD、3.5インチHDD、3.5インチSSD |
---|---|
最大容量 | 12TB |
対応OS | Windows 10(64/32bit)、8.1(64/32bit)、7(64/32bit) |
インターフェース | USB3.0 |
Raid機能 | × |
玄人志向 KURO-DACHI/ONEのおすすめポイント3つ
- 2.5インチ、3.5インチ両方に対応
- 挿すだけでカンタンに使える
- 12TBの大容量HDDも装着可能
玄人志向 KURO-DACHI/ONEのレビューと評価・評判
2.5インチも3.5インチも使えるハイブリッドタイプ
玄人志向 KURO-DACHI/ONEは、2.5インチと3.5インチ両方に対応したHDDケースです。
HDDを挿すだけで使える簡単設計になっていて、12TBの大容量タイプにも対応。
1度に1台しか搭載できませんが、複数搭載タイプよりも価格が抑えられている点も見逃せません。
2.5インチと3.5インチ両方のHDDを使いたい人におすすめです。
玄人志向 GW3.5AM-SU3G2P
次に紹介するおすすめのHDDケースは、「玄人志向 GW3.5AM-SU3G2P」です。
玄人志向 GW3.5AM-SU3G2Pの仕様・製品情報
タイプ | 3.5インチHDD |
---|---|
最大容量 | 16TB |
対応OS | Windows 10 / 8.1 |
インターフェース | USB3.2 Gen2 Type-C / Type-A ポート両対応 |
Raid機能 | × |
玄人志向 GW3.5AM-SU3G2Pのおすすめポイント3つ
- Type-CとType-Aに両対応
- 放熱性の高いアルミケースで縦置き・横置き両対応
- ネジ止めだけの簡単組み立て
玄人志向 GW3.5AM-SU3G2Pのレビューと評価・評判
外付けHDDのようなシンプルデザインの縦置き・横置き両対応HDDケース
玄人志向 GW3.5AM-SU3G2Pは縦置き・横置きの両方に対応した、外付けHDDのようなデザインのHDDケース。
場所を取らず、様々な利用場所にマッチします。
Type-CとType-Aに両対応で使いやすいという点も、おすすめするポイントです。
アルミケースで高い放熱性を実現し、HDDにも優しいケースとなっています。
ORICO 3.5インチ ハードディスクケース
次に紹介するおすすめのHDDケースは、「ORICO 3.5インチ ハードディスクケース」です。
ORICO 3.5インチ ハードディスクケースの仕様・製品情報
タイプ | 2.5インチHDD、2.5インチSSD、3.5インチHDD、3.5インチSSD |
---|---|
最大容量 | 12TB |
対応OS | Windows/Linux/Mac OS |
インターフェース | USB3.0 |
Raid機能 | × |
ORICO 3.5インチ ハードディスクケースのおすすめポイント3つ
- 3.5インチ対応の持ち運びしやすい省スペースHDDケース
- 2.5インチにも対応
- 差し込むだけで使用可能
ORICO 3.5インチ ハードディスクケースのレビューと評価・評判
持ち運びに便利な3.5インチHDDケース
ORICO 3.5インチ ハードディスクケースは、3.5インチ対応の省スペースモデル。
3.5インチHDDの持ち運びに適したHDDケースとなっています。
2.5インチにも対応しているのも便利です。
ケースはスライドさせれば開けることができ、その中にHDDを挿し込むだけで使うことができます。
データを持ち運ぶことが多い人にはおすすめのHDDケースです。
玄人志向 GW3.5AX2-SU3/REV2.0
次に紹介するおすすめのHDDケースは、「ロジテック HDD ケース RAID 機能搭載 3.5インチ」です。
ロジテック HDD ケース RAID 機能搭載 3.5インチの仕様・製品情報
タイプ | RAID 機能搭載 3.5インチHDD2台搭載可能 |
---|---|
最大容量 | 8 TB |
対応OS | Windows 7/8.1/10、Mac OS X 10.8以降 |
インターフェース | USB3.0 |
Raid機能 | 〇 |
ロジテック HDD ケース RAID 機能搭載 3.5インチのおすすめポイント3つ
- 3.5インチHDDを2台搭載
- 3パターンのRAID構築が可能
- 高放熱アルミボディ採用
ロジテック HDD ケース RAID 機能搭載 3.5インチのレビューと評価・評判
3.5インチHDD2台搭載でRaid機能も使える
ロジテック HDD ケース RAID 機能搭載 3.5インチは、3.5インチのHDDを2台搭載できる複数搭載タイプです。
2台のHDDを別々に使用する「SINGLEモード」のほか、2つのHDDを1つのHDDのように使える「JBOD」、さらに2つの「Raid機能」から動作モードを選択可能。
Raid機能には1つのデータを2台に分散して書き込むストライピングの「RAID 0」と、2台のHDDに同時に書き込むことでデータを複製するミラーリングの「RAID 1」があります。
Yottamaster FS4RU3-JP-GY
次に紹介するおすすめのHDDケースは、「Yottamaster FS4RU3-JP-GY」です。
Yottamaster FS4RU3-JP-GYの仕様・製品情報
タイプ | 複数搭載タイプ 3.5インチHDD、2.5インチHDD、2.5インチSSD、最大5台搭載可能 |
---|---|
最大容量 | 90TB |
対応OS | Windows、MAC OS、Linux |
インターフェース | USB3.0 |
Raid機能 | 〇 |
Yottamaster FS5RU3-JP-GYのおすすめポイント3つ
- 3.5インチHDDを5台搭載
- 7種類RAIDモード対応
- 80mm静音冷却ファン
Yottamaster FS5RU3-JP-GYのレビューと評価・評判
大容量HDDを5台搭載可能
Yottamaster FS5RU3-JP-GYは、最大18GBの3.5インチHDDを5台まで搭載できる複数搭載タイプです。
また2.5インチのHDD、SSDにも対応しているので、タイプの違うHDDやSSDでも1台にまとめられます。
RAIDモードは7つの中から選択可能で、様々な使い方に対応することができます。
高品質アルミニウム合金素材や、大面積の流星形放熱穴、φ80mmの静音冷却ファンにより、高い放熱性を持つHDDケースです。
ロジテック LHR-8BRHEU3
次に紹介するおすすめのHDDケースは、「ロジテック LHR-8BRHEU3」です。
ロジテック LHR-8BRHEU3の仕様・製品情報
タイプ | 複数搭載タイプ 3.5インチHDD8台搭載可能 |
---|---|
最大容量 | 32TB |
対応OS | Windows 10、8.1、8、7、VISTA、XP、Mac OS X 10.4以降 |
インターフェース | USB3.0 |
Raid機能 | 〇 |
ロジテック LHR-8BRHEU3のおすすめポイント3つ
- 3.5インチHDD8台搭載可能
- 5種類のRAIDモード
- キーロック付き外部扉でセキュリティにも配慮
ロジテック LHR-8BRHEU3のレビューと評価・評判
3.5インチHDD8台搭載可能な大型HDDケース
ロジテック LHR-8BRHEU3は、3.5インチHDDを8台搭載できる大型HDDケースです。
5台より多くのHDDを搭載できるタイプは希少なため、たくさんのHDDを1台にまとめたい人、大容量データを安全に保存したい方はLHR-8BRHEU3一択と言ってもいいでしょう。
RAID機能は5種類搭載しています。
またキーロック付き外部扉でセキュリティにも配慮。
8Cmの大型ファンを搭載しているので放熱性も十分です。
ライターあとがき
HDDの特徴や選び方、持ち運びに便利なタイプから大容量タイプまで、様々なおすすめHDDケースを紹介しました。
HDDケースは非常に種類が多く、選ぶのも一苦労です。
しかし、搭載できるHDDのサイズや対応OS、接続するインターフェース、HDDの搭載台数で絞り込むことで、用途に合ったHDDケースが見つけやすくなります。
今回紹介した選び方やおすすめHDDケースを参考にして、あなたに合ったHDDケースを見つけてみましょう。
コメントを残す