電源ユニットおすすめ最強7選。メーカーも解説

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今回はおすすめの電源ユニット最強7選のご紹介です。コルセア(Corsair)やオウルテック(Owltech)、玄人志向など有名メーカー製品を中心に、コスパに優れたエントリーモデルやハイエンドPCに最適な電源容量の大きいモデル、品質の高い日本製モデルなど特徴別にご紹介していきます。

電源ユニットの説明やおすすめのメーカー、選び方のポイントについてもあわせて解説していますので、是非参考にしてみてください。

電源ユニットとは

電源ユニットとは、デスクトップPCやタワーPCの内部に設置して、PC全体に電力を供給するパーツのことをいいます。コンセント挿した電源コードから電力を取り込み、PC内部の各パーツに電力を供給するのが役割です。

電源ユニットは、低電圧の直流電力で動くPCのために、家庭用の交流電力を変換して電圧を下げてから電力供給を行います。自作PCの利用を考えている方や、PCの性能アップを考えている方は、電源ユニットの購入や使用しているモデルの性能チェックをしてみるとよいでしょう。

電源ユニットのおすすめメーカー一覧

電源ユニットのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。

電源ユニットのおすすめメーカー3つ
  • コルセア(Corsair)
  • オウルテック(Owltech)
  • 玄人志向

コルセア(Corsair)

コルセアは、アメリカに本社を置くPCパーツ・周辺機器メーカーです。ゲーミングデバイスなどを製造していることでも有名で、製品には帆船の帆を模したロゴマークがつけられています。

コルセアの電源ユニットがもつ特徴は、保証期間が長いことです。コルセアの保証は、他のメーカーと比べても長いので万が一のトラブル時に安心できます。電源変換効率の高いモデルやケーブルが取り外しできるモデルなど、ラインナップも豊富なメーカです。

オウルテック(Owltech)

オウルテックは、PCパーツや周辺機器、ガジェット類を製造する日本のメーカーです。幅広い製品を取り扱うオウルテックの電源ユニットは、台湾のシーソニック(Seasonic)という会社が製造しています。

オウルテックの電源ユニットには、日本メーカー製のコンデンサが採用されており、信頼性が高いことでも人気を集めています。長期間の新品交換保証がついたモデルも存在するので、トラブルが心配な方にもおすすめです。

玄人志向

玄人志向は、CFD販売が展開しているPCパーツ・周辺機器メーカーです。自作PCユーザー向けの低価格PCパーツを製造していることで知られ、コスパに優れた製品が人気を集めています。

玄人志向の電源ユニットは、稼働中のファンの音にこだわったモデルが多く、静音性を重視する方におすすめです。自作PCユーザーから愛されているメーカーなので、玄人志向の電源ユニットは、口コミやレビューも数多く見かけることができます。

電源ユニットの選び方

電源ユニットの選び方を以下の4つのポイントから解説します。

電源ユニットの選び方4つ
  • 電源容量で選ぼう
  • 電源効率で選ぼう
  • 冷却ファンの種類で選ぼう
  • ケーブルの取付け種類で選ぼう

電源容量で選ぼう

電源容量とはPCに供給できる最大電力量のことを指します。PCのシステムやグレードによって、消費する電力量は異なりますが、必要な電力量に余裕をもたせて選択するのが重要なポイントです。

また、電源ユニットは、最大容量に近い電力量で使えば使うほど発熱します。温度が上がると、冷却用のファンがフル回転するので音も大きくなりますし、コンデンサの寿命にも影響を及ぼします。

PCのグレードをアップする際にも電源容量に余裕があれば、ユニットを交換せずに済むので、余裕のあるスペックを選択しましょう。

電源効率で選ぼう

電源ユニットには、効率を表す「80PLUS認証」というものがあります。「80PLUS認証」とは、80PLUSプログラムが推進する省電力化プログラムのことです。コンセントから電源コードを通って電源ユニットに供給される電力には、発熱によって無駄になる分が含まれています。

無駄になってしまう電力量を差し引いて、実際に使用できる電力を表したのが電源効率です。80PLUSには6つのグレードがあり、高い方から順番にTITANIUM・PLATINUM・GOLD・SILVER・BRONZE・STANDARDで表されます。

最上位グレードのTITANIUMは、50%の負荷がかかった際に94%の効率が必要となり、最も下位グレードののSTANDARD認証は、50%の負荷がかかった際に80%の効率が必要となります。PCで行う作業内容や作業時間にあわせて、最適なグレードのモデルを選ぶようにしましょう。

冷却ファンの種類で選ぼう

電源ユニットの多くのモデルには、冷却ファンが内蔵されています。電源ユニット内に熱がこもると、動作に影響があるだけでなく、ユニット自体の寿命も短くなります。冷却ファンの種類は、スリーブベアリングファン、ダブルボールベアリングファン、流体動圧軸受ファンの主に3つがスタンダードです。

高い冷却性能を得たい場合は流体動圧軸受ファン、寿命が長いものを好む場合はダブルボールベアリングファン、手軽さを重視する場合はスリーブベアリングファンがおすすめです。

ケーブルの取付け種類で選ぼう

電源ユニットのケーブル取付けには3つの種類があります。ケーブルが電源ユニットにくっついているのが「直付け」、一部のケーブルのみ取り外しできるのが「セミプラグイン(セミモジュラー)」、全てのケーブルを取り外しできるのが「フルプラグイン(フルモジュラー)」です。

フルプラグインの電源ユニットは、必要なケーブルだけで使えるので、PCケース内がすっきりと仕上がります。価格が上がるフルプラグインモデルか、低価格な直付けモデルか、予算にあわせて選ぶとよいでしょう。

電源ユニットのおすすめ7選

電源ユニットのおすすめ7選を紹介します。

コルセア(Corsair) RMx Series RM850x 850ワット 80PLUS Gold

最初に紹介するおすすめの電源ユニットは、「コルセア(Corsair) RMx Series RM850x」です。

コルセア(Corsair) RMx Series RM850xの仕様・製品情報

サイズ 約150×86×160mm
80PLUS Gold
電源容量 850W
ファン ライフルベアリング/135mm
保証期間 10年間

コルセア(Corsair) RMx Series RM850xのおすすめポイント3つ

  • 優れた静音性能
  • 10年間の長期保証
  • 完全モジュール式ケーブル

コルセア(Corsair) RMx Series RM850xのレビューと評価・評判

10年間の長期保証付き電源ユニット

コルセア RMx Series RM850xは、10年間の長期保証がついた電源ユニットです。80PLUSはGold認証を得ており、低温で高い動作効率を誇ります。低中負荷時には冷却ファンが完全にOFFになるので、ほぼ無音になるほどの静音性能を誇ります。

ケーブルは全て脱着可能なフルプラグインタイプなので、必要なケーブルのみを付けてPCケース内をスッキリと仕上げられます。また、電源ユニットのケース全長は約160mmなので、ほぼ全てのハイグレードPCケースに対応できます。

玄人志向 KRPW-BK650W/85+

次に紹介するおすすめの電源ユニットは、「玄人志向 KRPW-BK650W/85+」です。

玄人志向 KRPW-BK650W/85+の仕様・製品情報

サイズ 約140×86×150mm
80PLUS Bronze
電源容量 650W
ファン 120mm
保証期間 3年間

玄人志向 KRPW-BK650W/85+のおすすめポイント3つ

  • 優れたコストパフォーマンス
  • 奥行き14cmのコンパクト設計
  • フルプラグインタイプケーブル

玄人志向 KRPW-BK650W/85+のレビューと評価・評判

コスパに優れた80PLUS BRONZE電源ユニット

玄人志向 KRPW-BK650W/85+は、リーズナブルな価格で購入できるコスパに優れた電源ユニットです。奥行きはわずか14cmのコンパクトな設計となっており、12cmの動作コントロール可能な静音ファンを搭載しています。

80PLUSはBronze認証を得ており、最大85%の変換効率を誇ります。ケーブルはフルプラグインタイプとなっており、現在主流となっているSATA電源コネクター配列です。価格は5千円台とリーズナブルなので、コスパ重視でPCを自作する方におすすめです。

オウルテック(Owltech) Seasonic FOCUS Gold シリーズ SSR650FM

次に紹介するおすすめの電源ユニットは、「オウルテック(Owltech) Seasonic FOCUS Gold シリーズ SSR650FM」です。

オウルテック(Owltech) Seasonic FOCUS Gold シリーズ SSR650FMの仕様・製品情報

サイズ 約140×86×150mm
80PLUS Gold
電源容量 650W
ファン 流体動圧軸受ファン/120mm
保証期間 7年間

オウルテック(Owltech) Seasonic FOCUS Gold シリーズ SSR650FMのおすすめポイント3つ

  • 高品質な日本製コンデンサ採用
  • 7年間の新品交換保証
  • 扱いやすいコンパクトサイズ

オウルテック(Owltech) Seasonic FOCUS Gold シリーズ SSR650FMのレビューと評価・評判

7年間の新品交換保証がついた電源ユニット

オウルテック Seasonic FOCUS Gold シリーズ SSR650FMは、7年間の新品交換保証がきくため、万が一のトラブルがあった際でも安心できる電源ユニットです。

本体サイズは、通常のATX電源と比較して約40mmほど短くなっているので、ミドルタワーやミニタワーのPCケースを使用する方におすすめです。ケーブルはセミモジュラータイプで、搭載するPCパーツに応じて基本ケーブル以外に追加でケーブルを脱着できます。

サーマルテイク(Thermaltake) TOUGHPOWER DPS G DIGITAL 1050W TITANIUM

次に紹介するおすすめの電源ユニットは、「サーマルテイク(Thermaltake) TOUGHPOWER DPS G DIGITAL 1050W」です。

サーマルテイク(Thermaltake) TOUGHPOWER DPS G DIGITAL 1050Wの仕様・製品情報

サイズ 約150×86×180mm
80PLUS Platinum
電源容量 1050W
ファン ダブルボールベアリング/140mm
保証期間 7年間

サーマルテイク(Thermaltake) TOUGHPOWER DPS G DIGITAL 1050Wのおすすめポイント3つ

  • Smart Zeroファンモード搭載
  • 7年間の新品交換保証
  • フルプラグイン式ケーブル

サーマルテイク(Thermaltake) TOUGHPOWER DPS G DIGITAL 1050Wのレビューと評価・評判

耐久性に優れたダブルボールベアリングファン搭載

サーマルテイク TOUGHPOWER DPS G DIGITAL 1050Wは、耐久性に優れたダブルボールベアリングタイプのファンを搭載した電源ユニットです。また、コンデンサには高品質な日本製品が採用されており、7年間の新品交換保証がついている点も魅力的です。

80PLUSはPlatinum認証を得ており、高い動作効率を誇ります。フルプラグインタイプで全て脱着可能な点も便利です。低負荷時には冷却ファンの回転をストップする「Smart Zeroファンモード」が搭載されているので、ファンの音が気になる方にもおすすめです。

サイズ(SCYTHE) 鎌力シルバー プラグイン750W 80PLUS SILVER

次に紹介するおすすめの電源ユニットは、「サイズ(SCYTHE) 鎌力シルバー プラグイン750W」です。

サイズ(SCYTHE) 鎌力シルバー プラグイン750Wの仕様・製品情報

サイズ 約150×86×160mm
80PLUS Silver
電源容量 750W
ファン 135mm
保証期間 2年間

サイズ(SCYTHE) 鎌力シルバー プラグイン750Wのおすすめポイント3つ

  • コスパ重視の電源ユニット
  • リーズナブルな価格
  • 135mm静音ファン搭載

サイズ(SCYTHE) 鎌力シルバー プラグイン750Wのレビューと評価・評判

ハイコストパフォーマンスを誇る電源ユニット

サイズ 鎌力シルバー プラグイン750Wは、80PLUS Silver認証ながら、リーズナブルな価格で購入できるコスパに優れた電源ユニットです。現在主流となっている電源ボトムレイアウトのPCケースにも対応できる長さのケーブルが付属しており、2年間の保証もついています。

135mmの冷却ファンは静音性に優れており、サイズオリジナルのファンコントロールによって、使用電力に応じてファンの回転数が変更される仕様です。

玄人志向 STANDARDシリーズ KRPW-L5-400W/80+ 80PLUS 400W ATX電源

次に紹介するおすすめの電源ユニットは、「玄人志向 STANDARDシリーズ KRPW-L5-400W/80+」です。

玄人志向 STANDARDシリーズ KRPW-L5-400W/80+の仕様・製品情報

サイズ 約140×86×150mm
80PLUS Standard
電源容量 400W
ファン 120mm
保証期間 1年間

玄人志向 STANDARDシリーズ KRPW-L5-400W/80+のおすすめポイント3つ

  • 80PLUS Standard認証の省エネ電源
  • グラフィックボード用電源コネクター搭載
  • リーズナブルな価格

玄人志向 STANDARDシリーズ KRPW-L5-400W/80+のレビューと評価・評判

コストを重視する方に最適な電源ユニット

玄人志向 STANDARDシリーズ KRPW-L5-400W/80+は、とにかくリーズナブルな電源ユニットを求めている方におすすめの製品です。わずか3千円ほどの価格で購入できるので、コスト重視の方に最適です。

80PLUS Standard認証を得ている省エネ設計で、Haswell以降の省電力モードで動作確認が行われています。低価格ながらファンコントロール機能も搭載されており、グラフィックボード用の電源ケーブルも付属しているなど、コスパにも優れた製品です。

アンテック(ANTEC) NeoECO GOLD NE750 80PLUS GOLD

次に紹介するおすすめの電源ユニットは、「アンテック(ANTEC) NeoECO GOLD NE750」です。

アンテック(ANTEC) NeoECO GOLD NE750の仕様・製品情報

サイズ 約140×86×150mm
80PLUS Gold
電源容量 750W
ファン 120mm
保証期間 7年間

アンテック(ANTEC) NeoECO GOLD NE750のおすすめポイント3つ

  • 自動回転数制御ファン搭載
  • 全てのコンデンサに日本製を採用
  • セミモジュール式のケーブル

アンテック(ANTEC) NeoECO GOLD NE750のレビューと評価・評判

コストパフォーマンス抜群の電源ユニット

アンテック NeoECO GOLD NE750は、80PLUS Gold認証を得ている高電源効率ユニットながら、1万円以下のリーズナブルな価格で購入できます。また、低価格ながら全てのコンデンサに日本製の高品質コンデンサが使われており、保証期間は7年と長期間保証である点も魅力です。

冷却ファンには、120mmの静音ファンが採用されており、自動回転数制御機能も搭載されています。ケーブルはセミモジュールタイプなので、余計なケーブルは外しておけますし、140mmのコンパクトな奥行きのため、取り回しにも優れています。

電源ユニットのまとめ

今回は、おすすめの電源ユニット7選をご紹介しました。各PCパーツに電力供給する電源ユニットは、PCを自作する上で最も重要なパーツの1つです。PCシステムに必要な容量を備え、安全性や耐久性にも優れた電源ユニットを探してみてくださいね。

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