メーカーは、BenQ、EPSON、Acerなど。価格帯は1万円以下の安いプロジェクターから、10万円以上のハイエンドモデルまで。
その他、遅延の少なさ、画面の明るさ、狭い部屋でも使える短焦点モデル、夜間も安心して使える静音モード、電力を節電するエコ機能、接続端子の豊富さ、持ち運びが簡単なコンパクトモデルなど、用途や目的にあわせて紹介します。
目次
ゲーム用プロジェクターの注目したい機能・性能
ゲーム用プロジェクターの注目したい機能・性能を3つ解説します。
- DLP方式
- 低遅延モード
- 静音モード
DLP方式
プロジェクター投影方式のなかで、小さなミラーの向きを変えて光のオン・オフを切り替えているのがDLP方式です。
残像が少ないため、動きの早いシーンでもキレのある映像になるのが特徴です。遅延が命取りになるゲームにとって最適な投影方式でしょう。
ゲーム用のプロジェクターを選ぶ際には、DLP方式が採用されているかチェックしましょう。
低遅延モード
ゲーム中に命取りになるのが、プレイ中の遅延。少しでも状況判断が遅くなると、肉薄した場合に負けてしまう可能性があります。
ゲーム用プロジェクターの中には、「ゲームモード」や「低遅延モード」など、遅延に特化したモードが用意されていることがあるので、どのプロジェクターにするか悩んだときには参考にすると良いでしょう。
静音モード
プロジェクターを夜間に使うなら稼働音にも注目です。プロジェクターは発熱するため、冷却ファンが稼働します。
冷却ファンの稼働音が大きいと、ゲームに集中できなかったり夜間に近所迷惑にならないか心配になることも。落ち着いてゲームができません。
余計な心配をせずゲームに集中したいなら、静音モードの搭載されているプロジェクターがおすすめです。
ゲーム用プロジェクターのおすすめメーカー一覧
ゲーム用プロジェクターのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。
- BenQ
- EPSON
- Acer
BenQ
BenQはプロジェクターや液晶モニターなどを手掛けているメーカーです。BenQのプロジェクターは、日本国内シェア46%を誇っています。
BenQのスポーツ・ゲーム用のホームプロジェクターは、輝度・解像度もゲーム用として最適で、セットアップも簡単というメリットがあります。
プロジェクター初心者なら、購入しておけば間違えないメーカーです。
BenQのゲーミングモニターの評価とおすすめ10選【最新版】
EPSON
EPSONは、日本の精密機器メーカーです。プロジェクターの他にも、プリンターやパソコンなど幅広く手掛けています。
EPSONのプロジェクターには光学技術が使用されており、鮮やかな映像を楽しむことかできます。ゲーム用だけでなく、映画やスポーツを楽しむ際にも使えるプロジェクターです。
スピーカーやWi-Fi、台形補正などの機能がついているので、使いやすいでしょう。
Acer
AcerはゲームPCやディスプレイ、ヘッドマウントディスプレイなどの精密機器メーカーです。Acerでは短焦点モデルが用意されています。
短焦点プロジェクターは、スクリーンとの距離が近くても投影できるのが特徴です。狭い部屋でもゲームを大迫力で楽しむことができます。
プロジェクターを置く場所が限られていて、狭い部屋で投影したいときに役に立ちます。
ゲーム用プロジェクターの選び方
ゲーム用プロジェクターの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 輝度
- 解像度
- 搭載機能
輝度
輝度(きど)とは、プロジェクターが投影する画面の明るさのことです。単位はルーメンで表現します。画面が暗いとゲームが見づらくなり、長時間のプレイには適しません。また、昼間のプロジェクターを使用すると、太陽光で画面が判別しにくくなるということも考えられます。
日中にプロジェクターを使うなら3000ルーメン以上、夜間のみの場合でも2000ルーメン以上の輝度が望ましいでしょう。
解像度
解像度とは、画像を投影する細かさのことをさします。解像度が大きいほど映像や画像を鮮明に映し出してくれます。
ゲーム用のプロジェクターなら、最低でも1280×800あれば十分にプレイできるでしょう。ゲーム以外にも映画などを見るなら、フルHD規格の1920×1080がおすすめです。
また、PS4 Proのように4Kの映像を投影するなら、4K対応のプロジェクターが必要になります。
搭載機能
プロジェクターを使うシチュエーションによって、必要な機能が変わります。プロジェクターをスクリーンや壁から1~1.5m以上離して置くことができない場合は、短焦点モデルのプロジェクターがおすすめです。
スクリーンや壁に対して斜めからしか投影することができないなら、台形補正ができるプロジェクターがよいでしょう。
夜間にプロジェクターを使用するなら、近所迷惑にならないように静音モードのあるプロジェクターがおすすめです。
ゲーム用プロジェクターのおすすめ10選
ゲーム用プロジェクターのおすすめ10選を紹介します。
BenQ ホームプロジェクター TK800M
最初に紹介するおすすめの ゲーム用プロジェクターは、「BenQ ホームプロジェクター TK800M」です。
BenQ ホームプロジェクター TK800Mの仕様・製品情報
最大輝度 | 3000ルーメン |
---|---|
アスペクト比 | 16:9 |
4K対応 | ○ |
BenQ ホームプロジェクター TK800Mのおすすめポイント3つ
- 4K対応高画質
- スポーツ観戦にも対応
- スタイリッシュなデザイン
BenQ ホームプロジェクター TK800Mのレビューと評価・評判
スポーツ観戦もできるハイエンドモデルのプロジェクター
BenQ ホームプロジェクター TK800Mは、スポーツ観戦にも対応しているハイエンドモデルプロジェクターです。4Kに対応しているので、PS4Proでのゲーム投影にも使えます。
省エネモードで使用すれば、稼働音を29dBA程度に抑えることができるので、夜中でも安心して使えます。
スタイリッシュなデザインなので、部屋においたままにしておいても景観を損ねることはないでしょう。
BenQ DLPプロジェクター TH671ST
次に紹介するおすすめの ゲーム用プロジェクターは、「BenQ DLPプロジェクター TH671ST」です。
BenQ DLPプロジェクター TH671STの仕様・製品情報
最大輝度 | 3000ルーメン |
---|---|
アスペクト比 | 16:9 |
4K対応 | – |
BenQ DLPプロジェクター TH671STのおすすめポイント3つ
- 短焦点モデル
- 環境に合わせて明るさ調整
- 低遅延でゲーム快適
BenQ DLPプロジェクター TH671STのレビューと評価・評判
1.5mの至近距離で投影できるプロジェクター
BenQ DLPプロジェクター TH671STはゲーム用に開発された短焦点モデルのプロジェクターです。わずか1.5mの至近距離でも映像を投影することができます。
BenQ DLPプロジェクター TH671STは低遅延なのも特徴で、コンマを争う場面でも適切な操作が可能です。
どんな視聴環境でも適切な明るさ調整をしてくれるので、いちいち椅子から立ち上がって調整する手間もありません。ゲームに集中したいなら、BenQ DLPプロジェクター TH671STはおすすめです。
BenQ ホームシアタープロジェクター HT2150ST
次に紹介するおすすめの ゲーム用プロジェクターは、「BenQ ホームシアタープロジェクター HT2150ST」です。
BenQ ホームシアタープロジェクター HT2150STの仕様・製品情報
解像度 | 1920 x 1080 |
---|---|
最大輝度 | 2200ルーメン |
アスペクト比 | 16 : 9 |
4K対応 | – |
BenQ ホームシアタープロジェクター HT2150STのおすすめポイント3つ
- 超高速レスポンス
- 高性能スピーカー
- ストリーミング簡単
BenQ ホームシアタープロジェクター HT2150STのレビューと評価・評判
100フィートまで離れても投影できるプロジェクター
BenQ ホームシアタープロジェクター HT2150STは、一度ペアリングが完了すると100フィートまでラグをほとんど起こさずにストリーミングができるプロジェクターです。隣の部屋にいてもゲームができるので、対戦型のゲームをプレイするときに便利です。
高速レスポンス機能があるので、1秒以下の世界での戦いでも有利に働きます。遅延がないプロジェクターを探しているならおすすめです。
高性能スピーカーを搭載しているので、ゲーム音楽をより楽しむことかできるでしょう。
EPSON dreamio ホームプロジェクター EH-TW650
次に紹介するおすすめの ゲーム用プロジェクターは、「EPSON dreamio ホームプロジェクター EH-TW650」です。
EPSON dreamio ホームプロジェクター EH-TW650の仕様・製品情報
投写システム | 3LCD方式 |
---|---|
最大輝度 | 3,100ルーメン |
アスペクト比 | 16:9 |
4K対応 | – |
EPSON dreamio ホームプロジェクター EH-TW650のおすすめポイント3つ
- 無線LAN対応
- ななめからの投影も補正できるピタッと補正
- 6畳間の距離で大迫力
EPSON dreamio ホームプロジェクター EH-TW650のレビューと評価・評判
無線LAN対応のホームプロジェクター
EPSON dreamio ホームプロジェクター EH-TW650は無線LAN対応のホームプロジェクターです。スマホからも映像を投影できるので、スマホゲームも投影することができます。
短焦点モデルで、100インチの画面を6畳間の距離から投影することができます。コンパクトに上映ができるので便利です。
状況的に斜めにしか投影できないときも、ピタッと補正でゆがみを補正できます。
EPSON プロジェクター EB-W05
次に紹介するおすすめの ゲーム用プロジェクターは、「EPSON プロジェクター EB-W05」です。
EPSON プロジェクター EB-W05の仕様・製品情報
解像度 | 3LCD方式 |
---|---|
最大輝度 | 3300 |
アスペクト比 | 16:10 |
4K対応 | – |
EPSON プロジェクター EB-W05のおすすめポイント3つ
- 比較的安価
- 解像度が高い
- オプションで無線LANもつけられる
EPSON プロジェクター EB-W05のレビューと評価・評判
気軽な入門モデル
EPSON プロジェクター EB-W05は気軽にプロジェクター生活を始めたい方向けのプロジェクターです。
価格が5万円台と比較的安価なので購入しやすいのが特徴。解像度も1280×800とゲームをプレイするのに必要最低限になっています。
オプションで無線LANを付けることができるので、インターネットに繋ぎたくなったときにも使えます。
Acer H6531BD DLPプロジェクター H6531BD
次に紹介するおすすめの ゲーム用プロジェクターは、「Acer H6531BD DLPプロジェクター H6531BD」です。
Acer H6531BD DLPプロジェクターの仕様・製品情報
最大輝度 | 3500メルーン |
---|---|
アスペクト比 | 16:9 |
4K対応 | – |
Acer H6531BD DLPプロジェクターのおすすめポイント3つ
- 比較的安価
- 3500メルーンと明るい
- ブルーライトシールド
Acer H6531BD DLPプロジェクターのレビューと評価・評判
ゲームにもビジネスにも使える
Acer H6531BD DLPプロジェクターは、ゲームにもビジネスにも使えるプロジェクターです。最大輝度が3500メルーンと明るく、昼間でも使えるのがメリットです。昼間の会議でも活躍してくれます。
台形補正や映像がずれたときに狙ったいちにできるイメージシフト機能など、ビジネスの現場で嬉しい機能が搭載されています。
せっかくプロジェクターを購入するなら、ビジネスでもプライベートでも使いたいというかたにおすすめです。
Acer プロジェクター H6517ST
次に紹介するおすすめの ゲーム用プロジェクターは、「Acer プロジェクター H6517ST」です。
Acer プロジェクター H6517STの仕様・製品情報
最大輝度 | 3,000メルーン |
---|---|
アスペクト比 | 16:9 |
4K対応 | – |
Acer プロジェクター H6517STのおすすめポイント3つ
- 1.1m距離から投影可能
- MHL対応HDMI端子搭載でスマホ投影
- ECO設計で環境に優しい
Acer プロジェクター H6517STのレビューと評価・評判
長時間の投影に適したプロジェクター
Acer プロジェクター H6517STは、長時間の投影に適したプロジェクターです。ECOモードで通常の30%、Extreme ECOモードで通常の70%の電力で稼働させることができます。プロジェクターを頻繁に使っているので電源を切るのがめんどくさいというかたにおすすめです。
Acer プロジェクター H6517STは短焦点モデルのプロジェクターです。1.1mの近距離からでも100インチを投影できます。プロジェクターの置き場に困っている場合に最適でしょう。
ELEPHAS 2019アップグレード版プロジェクター
次に紹介するおすすめの ゲーム用プロジェクターは、「ELEPHAS 2019アップグレード版プロジェクター」です。
ELEPHAS 2019アップグレード版プロジェクターの仕様・製品情報
最大輝度 | 4600メルーン |
---|---|
アスペクト比 | – |
4K対応 | – |
ELEPHAS 2019アップグレード版プロジェクターのおすすめポイント3つ
- 安価なモデル
- 豊富な接続端子
- 保証期間3年
ELEPHAS 2019アップグレード版プロジェクターのレビューと評価・評判
接続端子が豊富なプロジェクター
ELEPHAS 2019アップグレード版プロジェクターは、接続端子が豊富なプロジェクターです。
AV・VGA・USB・SD・TF・HDMIを接続することができ、Fire TV Stick、パソコン、スマホ、タブレット、Blue-Ray DVD プレーヤー、PS3/PS4、Xbox、TV boxなどが使用できます。たくさんのゲーム機を持っている方におすすめのプロジェクターです。
プロジェクターのなかでも安価なモデルなので、プロジェクターをはじめて使う方にもおすすめです。輝度4600°とかなり明るいため、昼間も使いやすいでしょう。
LG PH450UG 超短焦点 バッテリー内蔵 LEDプロジェクター
次に紹介するおすすめの ゲーム用プロジェクターは、「LG PH450UG 超短焦点 バッテリー内蔵 LEDプロジェクター」です。
LG PH450UG 超短焦点 バッテリー内蔵 LEDプロジェクターの仕様・製品情報
最大輝度 | 450ルーメン |
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アスペクト比 | - |
4K対応 | - |
対応機種 | - |
LG PH450UG 超短焦点 バッテリー内蔵 LEDプロジェクターのおすすめポイント3つ
- 33cmの距離で80インチ投影できる超短焦点モデル
- バッテリー内蔵
- ワイヤレス接続
LG PH450UG 超短焦点 バッテリー内蔵 LEDプロジェクターのレビューと評価・評判
出先で使える超コンパクトモデル
LG PH450UG 超短焦点 バッテリー内蔵 LEDプロジェクターは、バッテリーを内蔵した超コンパクトモデルのプロジェクターです。33cmの至近距離で80インチを投影できます。外出先でプロジェクターを使いたい方におすすめです。
Bluetoothの接続なので、ゲームはスマホやPCゲームが主になります。ゲームはスマホかパソコンでプレイするので、Bluetoothが接続できればいいという方におすすめです。
TENKER プロジェクター 2400ルーメン
次に紹介するおすすめの ゲーム用プロジェクターは、「TENKER プロジェクター 2400ルーメン」です。
※現在売り切れです。
TENKER プロジェクター 2400ルーメンの仕様・製品情報
最大輝度 | 2400ルーメン |
---|---|
アスペクト比 | 16:9 |
4K対応 | – |
TENKER プロジェクター 2400ルーメンのおすすめポイント3つ
- コンパクト
- 接続端子が豊富
- 1万円以下
TENKER プロジェクター 2400ルーメンのレビューと評価・評判
安価でコンパクトなプロジェクター
TENKER プロジェクター 2400ルーメンは1万円以下とかなり安価なプロジェクターです。手のひらサイズの超小型なので、外出するさいにも持ち運びが簡単です。
接続端子が豊富で、AV/VGA/USB/SD/HDMIをつなげることができます。パソコンやPS4、ニンテンドースイッチなどを繋ぐことができるので使い勝手がよいでしょう。
輝度が2400メルーンなので、プロジェクターを使うのは夜間のみという方におすすめです。
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ゲーム用プロジェクターのまとめ
ゲーム用のプロジェクターを選ぶ際には、目的がはっきりしていることがポイントです。画面の明るさである輝度と遅延の少ないプロジェクターを選ぶと、ゲームが快適になります。
PS4 Proを投影したいときには4K対応のプロジェクター、部屋が狭い時なら短焦点モデル、たくさんの機材と接続するなら接続端子の豊富なモデルなど種類は様々です。予算によっても選べるプロジェクターは変わるので、目的と予算にあったプロジェクターを選びましょう。
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