さらに、使用するゲーム機ごとにHDMIケーブルを差し込み変える必要がなく、一箇所にまとめられるHDMIセレクターも紹介します。
HDMIセレクターを使用すると、切替も便利になり、見た目もすっきりさせることができます。
HDMIの基本情報
HDMIの基本情報の種類を2つ解説します。
- HDMIとは
- HDMIの価格帯
HDMIとは
「HDMI」は、「High-Definition Multimedia Interface」の略で、テレビやゲーム機などを接続するために用いられるケーブルです。
「HDMI」の特徴は、映像と音声をケーブル1本で転送できること。
デジタル信号のまま転送をするので、美しくキレイな映像と高音質な音声を伝送できます。
HDMIの価格帯
「HDMI」ケーブルの価格帯は、約1,000〜4,000円の幅があります。
価格帯の幅は、細かな製品仕様によって価格が異なってくるからです。
ノイズを軽減させるための構造や映像・音声の品質劣化を防ぐプラグの仕様、さらにはPS4 Pro対応の帯域幅の種類になると、価格が高くなる傾向があります。
PS4用HDMIの注目したい機能・性能
PS4用HDMIの注目したい機能・性能を3つ解説します。
- 解像度・フレームレート
- HDR対応かどうか
- 帯域幅
解像度・フレームレート
PS4はフルHD(1080p)、PS4Proは4K(3840×2160)の解像度に対応できるHDMIケーブルがおすすめです。
出力できる映像の解像度が、PS4はフルHD、PS4 Proは4Kのため、対応できるHDMIケーブルを使用することで画像がよりきめ細かな映像を楽しめます。
フレームレートとは、画像の滑らかさを決める要素です。
数値が上がるほど滑らかになりますが、送られるデータ量が大きくなるため、必要以上に上げすぎると、PS4に負荷がかかり映像がカクカクする原因に。
一般的な目安として、PS4・PS4Proともに60FPSであれば、滑らかでキレイな画質になります。
HDR対応かどうか
HDRとは、High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略称で、映像と肉眼での違いを出来るだけ減らすことを目的とした技術です。
HDRによって、白飛びや黒潰れを軽減し、鮮明な映像を映し出すことができます。
PS4・PS4ProどちらもHDR対応のゲーム機です。
ただ、気を付けなければならないのは、HDR対応のHDMIケーブルを使用する必要があること。
購入する際は、HDR対応と記述がされていることを確認してうえで購入しましょう。
帯域幅
帯域幅とは伝送できる情報量のことで、数値が上がるほどより多くの情報を伝送できます。
多くの情報が伝送できるほど、画像が綺麗になり滑らかな動きの映像になります。
PS4のフルHDに必要な帯域幅は約4.5Gbpsで、PS4Proの4K対応は約18Gbpsです。
PS4・PS4Proの性能を充分に引き出し、綺麗な映像を楽しむには、それぞれに合った帯域幅のHDMIケーブルを使用しましょう。
HDMIケーブルを購入する際には、帯域幅を見て購入することをおすすめします。
PS4用HDMIIの選び方
PS4用HDMIの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 形状で選ぶ
- 耐久性で選ぶ
- 性能で選ぶ
形状で選ぶ
HDMIの端子の形状は、「HDMI(Type-A)」「HDMI(Type-B)」「ミニHDMI(Type-C)」「マイクロHDMI(Type-D)」「HDMI(TypeE)」の5種類があります。
PS4・PS4 Proとテレビを接続するための形状は、「HDMI(Type-A)ー HDMI(Type-A)」です。
購入する時はパッケージに「HDMI(Type-A)」と記載されているか確認してください。
「HDMI(Type-A)」と書かれていないケーブルの場合は、「HDMI(Type-B)」「ミニHDMI(Type-C)」「マイクロHDMI(Type-D)」「HDMI(TypeE)」の記載がなければ「HDMI(Type-A)」のことになります。
耐久性で選ぶ
被覆素材と線の太さで耐久性が変わります。
被覆素材で耐久性があるのは「ナイロンメッシュ被覆」です。
コストの安い「プラスチック被覆」に比べて、引っ張りや折り曲げの負荷に対してケーブルを守ります。
線の太さで耐久性があるのは「スタンダードタイプ」です。
平たい形の「フラットタイプ」や、細めの形状の「スリムタイプ」は、細いため取り回しがしやすいですが、耐久性と耐ノイズ性能が「スタンダードタイプ」よりも劣っています。
性能で選ぶ
ケーブルの性能による違いは、ノイズ軽減やサビ防止があります。
ノイズ軽減は、ケーブル部分のシールドを高周波/低周波ノイズ用シールドや3重のシールド構造にしたり、コネクタ部にテープシールドをして行います。
さらに、プラグを金メッキにすると、サビ防止だけでなく映像・音声の品質の劣化を防ぎます。
性能の確認は、パッケージに書かれているケーブルの仕様から確認できます。
PS4におすすめのHDMI5選
PS4におすすめのHDMIを5選を紹介します。
エレコム CAC-HDPS14E10BK
最初に紹介するPS4におすすめのHDMIは、「エレコム CAC-HDPS14E」です。
エレコム CAC-HDPS14Eの仕様・製品情報
形状 | HDMI(TypeA) |
---|---|
伝送速度 | 18Gbps |
シールド方法 | 3重シールド |
ケーブル太さ | 5.5mm |
長さ | 1/1.5/3/5m |
エレコム CAC-HDPS14Eのおすすめポイント3つ
- サプライ製品大手のELECOM製
- 4K対応可能な高速伝送
- 耐久性と品質にこだわった製品
エレコム CAC-HDPS14Eのレビューと評価・評判
安心のELECOM製ケーブルで4Kも楽しめる
エレコム CAC-HDPS14Eは、サプライ製品取り扱い大手のエレコム製のHDMIケーブルです。
4K/Ultra HD対応のPremium HDMI cable規格認証済みのHDMIケーブルで、18Gbpsの高速伝送で高画質映像の伝送ができます。
外部からのノイズ軽減のために、高周波と低周波ノイズ用シールドを組み合わせた3重シールド構造と金メッキプラグを採用しています。
PS4とPS4 Proどちらにも対応できる高品質なHDMIケーブルです。
サンワサプライ KM-HD20
次に紹介するPS4におすすめのHDMIは、「サンワサプライ KM-HD20」です。
サンワサプライ KM-HD20の仕様・製品情報
形状 | HDMI(TypeA) |
---|---|
伝送速度 | 18Gbps |
シールド方法 | 3重シールド |
ケーブル太さ | 6.5mm |
長さ | 1/1.5/2/5/7/9m |
サンワサプライ KM-HD20のおすすめポイント3つ
- 有名サプライメーカー製品
- シールド付きツイストペアケーブル
- PREMIUM HDMI認証品
サンワサプライ KM-HD20のレビューと評価・評判
外部ノイズの低減を追求した大手メーカー製ケーブル
サンワサプライ KM-HD20は、外部ノイズを低減するために独自の構造を採用しています。
芯線にツイストペアケーブルとドレンワイヤの1組ずつに、密閉型のアルミシールド処理をしたツイストペア構造と3重シールドを組み合わせることで、外部ノイズから守ります。
さらに、4K HDRに対応した伝送速度18Gbpsの高速伝送可能なPremium HDMI cable規格認証済みのHDMIケーブルです。
プラグも金メッキプラグを使用しているため、サビなどによる経年劣化も防止します。
ホーリック HP-HDMI30-076GD
次に紹介するPS4におすすめのHDMIは、「ホーリック HP-HDMI30-076GD」です。
ホーリック HP-HDMI30-076GDの仕様・製品情報
形状 | HDMI(TypeA) |
---|---|
伝送速度 | 48Gbps |
シールド方法 | 3重シールド |
ケーブル太さ | 8mm |
長さ | 3m |
ホーリック HP-HDMI30-076GDのおすすめポイント3つ
- 8K対応
- 1年保証付き
- 金メッキ端子採用
ホーリック HP-HDMI30-076GDのレビューと評価・評判
8K対応可能なコストパフォーマンスに優れたHDMIケーブル
ホーリック HP-HDMI30-076GDは、48Gbpsの高速伝送により8K Ultra HD及び4K Ultra HD に対応しています。
外部ノイズには、3重シールド構造と26AWGツイストペア線を採用して対策済み。
1年間のメーカー保証付きのため、ケーブルが故障しても安心です。
また、無鉛ハンダ・OFC電線を使用しており、伝送ロスが少ないピュアな伝送を可能にしています。
ケーブル太さが8mmとやや太めですが、その代わりにノイズ対策に重きをおいたHDMIケーブルです。
パナソニック RP-CHKX
次に紹介するPS4におすすめのHDMIは、「パナソニック RP-CHKX」です。
パナソニック RP-CHKXの仕様・製品情報
形状 | HDMI(TypeA) |
---|---|
伝送速度 | 18Gbps |
シールド方法 | 3重シールド |
ケーブル太さ | 不明 |
長さ | 1/1.5/2/3/5m |
パナソニック RP-CHKXのおすすめポイント3つ
- こだわりの端子構造
- 新開発の線の内部構造
- 大手電機メーカーのパナソニック製
パナソニック RP-CHKXのレビューと評価・評判
線内部だけでなく端子にもこだわったHDMIケーブル
パナソニック RP-CHKXの端子部分は、「亜鉛ダイキャスト製プラグ」に「亜鉛ダイキャスト製シールドケース」「銅箔シールド」と2重の構造で外部からのノイズ侵入を抑制します。
さらに、新開発の「ダブルバインド構造」で、信号線どうしの差動バランスのずれを抑えつつ、伝達効率のよいソリッド銅線とノイズを抑制するダブルドレインアースを採用した「ソリッド銅線&ダブルドレインアース構造」で、安定した定位感あるサウンドの伝送を可能にしています。
大手電機メーカーのパナソニックの技術が注ぎ込まれたHDMIケーブルです。
ソニー DLC-HX
次に紹介するPS4におすすめのHDMIは、「ソニー DLC-HX」です。
ソニー DLC-HXの仕様・製品情報
形状 | HDMI(TypeA) |
---|---|
伝送速度 | 18Gbps |
シールド方法 | 3重シールド |
ケーブル太さ | 不明 |
長さ | 1/1.5/2m |
ソニー DLC-HXのおすすめポイント3つ
- 安心のソニー製
- 継ぎ目のないプラグ
- 特殊なケーブル構造
ソニー DLC-HXのレビューと評価・評判
PS4と同じソニー製で高音質・高品質な映像音楽を届けるHDMIケーブル
ソニー DLC-HXのプラグは、継ぎ目のないシームレスプラグと24Kメッキ、そして銅箔シールドを使用することで外来ノイズを抑えています。
また、遮蔽性の高い3重シールド、蜂の巣のようなハニカムリブ構造、亜鉛ダイカストケースと特殊な構造で、高品質な伝送を可能にしています。
さらに、Premium HDMI cable規格認証済みなので、4K HDRで高精細・広色域・高コントラストな映像が楽しめます。
PS4・PS4 Proと同じソニー製なので、ケーブル選びに迷った方におすすめのHDMIケーブルです。
PS4におすすめのHDMIセレクター3選
PS4におすすめのHDMIセレクター3選を紹介します。
Vikrin HDMIセレクター
最初に紹介するPS4におすすめのHDMIセレクターは、「Vikrin HDMIセレクター」です。
Vikrin HDMIセレクターの仕様・製品情報
HDMIバージョン | HDMI2.0 |
---|---|
入力数 | 5 |
出力数 | 1 |
対応解像度 | 480 i、576i、1080i、480p、576p、720p、1080p、4K@60Hz、フル3D、4K Ultra HD |
給電方式 | HDMIバスパワー給電またはUSB給電 |
Vikrin HDMIセレクターのおすすめポイント3つ
- コストパフォーマンスに優れている
- 外部電源からの電源供給ができる
- リモコンで切替できる
Vikrin HDMIセレクターのレビューと評価・評判
コスパ最強のリモコン付きのHDMIセレクター
Vikrin HDMIセレクターは、5入力1出力で4Kにも対応しており、さらに付属のリモコンで遠隔操作が可能なHDMIセレクターです。
テレビ背面に製品を設置してもリモコン操作が可能なため、ケーブルを背面に隠すとテレビ周りがスッキリします。
HDMIバスパワー給電にも対応していますが、もし電源供給不足による映像の乱れや映らないなどがある場合は、USBから給電すると回避できます。
これだけの機能を備えているのに、約1,500円で購入可能とコストパフォーマンスに優れたHDMIセレクターです。
エレコム DH-SW31BK/E
次に紹介するPS4におすすめのHDMIセレクターは、「エレコム DH-SW31BK/E」です。
エレコム DH-SW31BK/Eの仕様・製品情報
HDMIバージョン | HDMI1.4 |
---|---|
入力数 | 3 |
出力数 | 1 |
対応解像度 | 1080p(1920×1080)、WUXGA(1920×1200) |
給電方式 | HDMIバスパワー給電またはUSB給電 |
エレコム DH-SW31BK/Eのおすすめポイント3つ
- 有名メーカー製
- ケーブルを同じ方向から差込できる
- 自動切替機能付き
エレコム DH-SW31BK/Eのレビューと評価・評判
有名メーカー製で安心品質のHDMIセレクター
エレコム DH-SW31BK/Eは、サプライ製品などで有名なエレコム製の製品です。
物理的な接点を動かさない電子式の切替器を採用しており、機械式の切替方式とくらべて、物理故障が少なく、信号損失が少ないといった特徴があります。
ケーブルを同じ方向から差し込めるため、ケーブル周りがすっきります。
接続されているHDMI機器が起動すると、自動的に接続される自動切替機能が付いているため、切替する手間がありません。
BLUPOW VA530
次に紹介するPS4におすすめのHDMIセレクターは、「BLUPOW HDMIセレクター」です。
BLUPOW VA530の仕様・製品情報
HDMIバージョン | HDMI2.0 |
---|---|
入力数 | 2 |
出力数 | 4 |
対応解像度 | Max3840×2160/60Hz |
給電方式 | ACアダプター |
BLUPOW VA530のおすすめポイント3つ
- 2入力4出力
- 音声分離が可能
- 遠隔操作できるリモコン付属
BLUPOW VA530のレビューと評価・評判
多機能で遠隔操作もできるHDMIセレクター
BLUPOW VA530は、多くの機能を備えています。
2台の入力機器から切替して、最大4台に同時出力可能です。
しかし、4台の画面に同時出力できますが、映せるのは入力された2台のHDMI機器うちの1つの機器のみのため注意してください。
光デジタルと3.5mmステレオミニジャックの音声出力端子を別に搭載しているので、テレビには映像の出力をして、音声はスピーカーから出力させることができます。
付属のリモコンがあるので、離れていても出力切替が可能。
ACアダプターで電源供給をするため、電源供給不足による映像の乱れや映らないなどの心配がありません。
まとめ
PS4・PS4 ProにおすすめのHDMIケーブルとHDMIセレクターを紹介しました。
ケーブル1本変えるだけで、PS4・PS4 Proの性能を引き出し、よりゲームを高画質・高音質で楽しめます。
ゲーム機が複数台お持ちの方は、HDMIセレクターを使うのをおすすめします。
おすすめのHDMIケーブルを使いつつ、HDMIセレクターでケーブル周りをすっきりさせて、より良いゲーム環境を作りましょう。
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