数あるゲーミングデバイスのなかで、ゲーミングスピーカーはなかなか重視されにくいデバイスかもしれませんね。
しかし、モニターやイヤホンの音ではなく、ゲーム向けにこだわりを持って製造されたゲーミングスピーカーに一度ハマれば、やめられなくなるでしょう。
この記事では、そんなゲーミングスピーカーについて、詳しくご紹介します。
おすすめの商品や、avermedia ballista、razer nommoなど、人気のゲーミングスピーカーについて、そしておすすめの価格帯やPS4向けのゲーミングスピーカーについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
ガジェットに目がないWebライターのヨコヤマです。仕事柄、キーボードは常に試行錯誤の日々。PC周辺機器営業の経験から、キーボードやマウス、スマホアクセサリやゲーミングデバイスを中心に、お役立ち情報を発信していきます。
目次
ゲーミングスピーカーの基本情報
ゲーム用スピーカーのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。
- ゲーミングスピーカーとは?
- ゲーミングスピーカーの価格帯
- ゲーミングスピーカーはこんな方におすすめ!
ゲーミングスピーカーとは?
ゲーミングスピーカーとは、PCやPS4などのゲーム向けに開発されたスピーカーです。
多くのゲーミングスピーカーは、銃声や爆発音、壮大なBGMをフルで楽しめるよう最適化されています。
イヤホンやヘッドホンと違い、広がりのあるサラウンドシステムが採用されており、耳が痛くなる心配もありません。
ただし夜間のプレイ時には注意が必要です。
自宅でゆっくりゲームをする人におすすめのアイテムがゲーミングスピーカーといえるでしょう。
ゲーミングスピーカーの価格帯
ゲーミングスピーカーの価格帯は、2,000円〜20,000円と幅広くなっています。
初心者やとりあえず使ってみたいという人は、2,000円〜6,000円の範囲で選ぶと良いでしょう。
最低限の機能に、サラウンドシステムやサブウーファーなどがあれば、ゲーミングスピーカーを楽しむことは可能です。
普通のスピーカーに飽きた人やこだわりの機能が欲しいのであれば、10,000円以上のものがおすすめです。
これくらいの価格帯になると、3Dオーディオシステムや低音調整機能、ビジュアルライトなど、音だけでなく視覚でも楽しめる豪華なスピーカーも存在します。
ゲーミングスピーカーはこんな方におすすめ!
ゲーミングスピーカーは、先ほども述べたようにPCやPS4でゲームをプレイするユーザーにおすすめです。
なかでも、動きの激しいアクションゲーム、敵の足音や物音が重要になるFPS、映画のようなストーリーが楽しめる大ボリュームのRPGなどをプレイすることが多い人におすすめといえるでしょう。
ジャンルやゲーム内容によって、おすすめのスピーカーも変わってきます。
まずは、自分がプレイするゲームの傾向を把握すること。
そして、自分がプレイしている環境と合うゲーミングスピーカーを選択することが重要です。
ゲーム用スピーカーのおすすめメーカー一覧
ゲーム用スピーカーのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。
- AverMedia
- Razer
- Logicool G
AverMedia
AverMediaは、台湾のゲーミングメディア機器メーカーです。
キャプチャーボードや、ライブ配信機器などが有名で、本格的ゲーマーからも指示されています。
なかでも、ゲーミングスピーカー「Barista(バリスタ)」は非常に人気で、ゲームに特化したスピーカーとして人気です。
こちらゲームサウンドを自分の好みに合わせて細かくカスタマイズできるほか、3体のスピーカーユニットで迫力のサウンドを楽しめます。
ゲームに特化したこだわりのスピーカーを求める人におすすめです。
Razer
Razerは、カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置く、ゲーマーなら誰もが一度は耳にしたことがある有名ゲーミングデバイスメーカーです。
専属プロゲーマーを抱え、世界中のファンから指示されており、キーボードやマウスは世界的なシェアを誇ります。
オーディオ部門ではイヤホン、ヘッドセット、スピーカーなど選択肢が非常に多いのが特徴。
Razerならではの技術を活かしたゲーミングスピーカーは、サウンド面だけでなくビジュアル面でもかなりスタイリッシュです。
黒を貴重としたゲーミングデバイスを使いたい人におすすめです。
Logicool G
Logicool Gは、PC周辺機器メーカーであるロジクールのゲーミングブランドです。
世界数百のプロゲーマーと契約し、彼らのアドバイスをもとにユーザー目線でデバイスづくりを行なっているのが特徴。
ブランドカラーは黒×青で、洗練されたデザインが目を引きます。
ゲーミングスピーカーは、ビジュアルにこだわりのある製品が多く、ゲーム音に合わせてライトが変化したり、エフェクトを発生させたりと非常にユニーク。
また、イコライザやライトの調節など、ソフトウェア上で操作できるので、とても先進的です。
ハイエンドなゲーミングスピーカーを求める人におすすめといえるでしょう。
ゲーミングスピーカーの注目したい機能・性能
ゲーミングスピーカーの注目したい機能・性能を3つ解説します。
- サブウーファー
- モード選択
- LEDライト
サブウーファー
2.1chや5.1chなどと表記があるものは、メインとなるスピーカーの他に迫力ある低音を発するサブウーファーが搭載されています。
これによって、メインスピーカーの音響だけでなく、ずっしりとした低音を演出できるのです。
例えば銃声や爆発音が肝となるFPSやTPSなどでは、よりリアルなゲームサウンドを楽しめます。
臨場感のある低音重視のサウンドを演出したいのであれば、サブウーファーを搭載したゲーミングスピーカーを選ぶと良いでしょう。
モード選択
普通のスピーカーと違い、ハイエンドのゲーミングスピーカーはモード選択機能があります。
例えば、映画モードとゲームモードを切り替えられたり、音楽を楽しむ場合は音楽モードに切り替えられたり、といったモード選択が可能です。
また、自分の好みに合わせて音質を調整できるゲーミングスピーカーも存在します。
音響面でよりこだわりたい人、ゲーム以外でも音を楽しみたい人は、モードを選べるスピーカーを選びましょう。
LEDライト
ゲーミングデバイスといえば、何百色というLEDライトが搭載されているものが人気ですが、ゲーミングスピーカーにおいてもLEDライトを搭載したモデルがあります。
なかには、ゲームサウンドに合わせて発色パターンを変化させられるスピーカーもあり、ビジュアル面でもかなり楽しめるのが魅力です。
発色パターンを自分でカスタマイズできるモデルもあるため、サウンド面だけでなくビジュアル面でもこだわりたい人は、LEDライト搭載のゲーミングスピーカーをおすすめします。
ゲーム用スピーカーの選び方
ゲーム用スピーカーの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 接続方法
- ワット数
- 電源タイプ
接続方法
ゲーミングスピーカーを選ぶ際もっとも重要なのが、接続方法です。
接続方法は、有線と無線の2種類に分かれます。
有線接続の場合、遅延がないためFPSや音ゲーに有利です。
少しの遅延がゲームに大きな影響を与えるため、遅延を気にしたくない人におすすめです。
一方で、配線が必要なため、人によっては煩わしさを感じたり、置き場所に若干制限が生まれるのがデメリットです。
対して無線接続は、配線がないため置き場所の選択肢が幅広いのが特徴。
そのかわり若干の遅延が発生するため、ラグが気になるゲームや素早い反応速度が求められるゲームには不向きです。
ワット数
ゲーミングスピーカーのワット数は、出せる音量に影響します。
ワット数が大きいほど、大きな音を出せますが、そのぶん値段も上がる傾向があります。
一般的な家屋で使用するのであれば、10Wあれば十分な音量が得られます。
一人暮らしの部屋や個室では、5Wもあれば問題なくサウンドを楽しめるでしょう。
また、複数人で使用する広い部屋では、15Wほどあれば部屋全体に音が行き渡ります。
使用する環境に合わせて、適切なワット数を選ぶのがおすすめです。
電源タイプ
電源の供給方法も重要なポイントです。
電源タイプには、ACアダプタ、USB、電池式などがあり、使用環境に合わせて選ぶ必要があります。
ACアダプタの場合、コンセントが必須です。ただし都度充電する必要がないため、場所さえ確保してしまえば電源を気にする必要がありません。
USB接続なら、PCやPS4本体に接続して使うことができます。
どちらかというとコンパクトなゲーミングスピーカーに多い給電方法です。
電池式は、ポータブルスピーカーなどに採用される電源タイプです。
スピーカーを設置する場所を選ばないのがメリットですが、長時間の使用にはあまり向いていません。
これら3つが併用できるスピーカーもあるため、電源タイプは必ずチェックしましょう。
ゲーミングスピーカー人気おすすめ5選
おすすめのゲーミングスピーカーを5選紹介します。
TaoTronics PC スピーカー Bluetooth 5.0 サウンドバー
最初に紹介するおすすめのゲーミングスピーカーは、「TaoTronics PC スピーカー Bluetooth 5.0 サウンドバー」です。
TaoTronics PC スピーカー Bluetooth 5.0 サウンドバーの仕様・製品情報
スピーカーの数 | 2.0ch |
---|---|
最大出力 | 14W |
接続方法 | 有線/無線 |
電源タイプ | 電源コード式 |
TaoTronics PC スピーカー Bluetooth 5.0 サウンドバーのおすすめポイント3つ
- LEDライト
TaoTronics PC スピーカー Bluetooth 5.0 サウンドバーのレビューと評価・評判
コンパクトでパワフルなコスパモデル
TaoTronics PC スピーカー Bluetooth 5.0 サウンドバーは、コンパクトながらパワフルなサウンドを楽しめるゲーミングスピーカーです。
コスパ抜群で、音質にこだわりがあり、360°サラウンドシステムによって、部屋全体に音が響き渡ります。
また、4種類のパターンが選べるLEDライトも搭載。スリムで取り回しに優れるため、ゲーミングスピーカー初心者におすすめです。
Razer Nommo フルレンジ 2.0ch ゲーミングスピーカー
次に紹介するおすすめのゲーミングスピーカーは、「Razer Nommo フルレンジ 2.0ch ゲーミングスピーカー」です。
Razer Nommo フルレンジ 2.0ch ゲーミングスピーカーの仕様・製品情報
スピーカーの数 | 2.0ch |
---|---|
最大出力 | 35W |
接続方法 | 有線 |
電源タイプ | 電源コード式 |
Razer Nommo フルレンジ 2.0ch ゲーミングスピーカーのおすすめポイント3つ
- グラスファイバー繊維コーティング
Razer Nommo フルレンジ 2.0ch ゲーミングスピーカーのレビューと評価・評判
特殊コーティングのドライバーで奥行きサウンド
Razer Nommo フルレンジ 2.0ch ゲーミングスピーカーは、ドライバーユニットにこだわりのあるゲーミングスピーカーです。
グラスファイバー繊維でコーティングされた77mmドライバーによって、非常にクリアな高音域を演出でき、広がりのあるサウンドが楽しめます。
背面のバスレフポートでベース音を増幅させられるほか、低音調整ノブでカスタマイズが可能。
FPSなどで広がりのある音、低音重視の人におすすめです。
Logicool G ゲーミングスピーカー G560
次に紹介するおすすめのゲーミングスピーカーは、「Logicool G ゲーミングスピーカー G560」です。
Logicool G ゲーミングスピーカー G560の仕様・製品情報
スピーカーの数 | 2.1ch |
---|---|
最大出力 | 240W |
接続方法 | 有線/無線 |
電源タイプ | 電源コード式 |
Logicool G ゲーミングスピーカー G560のおすすめポイント3つ
- 1,680万色のライト
Logicool G ゲーミングスピーカー G560のレビューと評価・評判
非常にパワフルなハイエンドモデル
Logicool G ゲーミングスピーカー G560は、最大240Wのパワフルなハイエンドスピーカーです。
ワイドアングルドライバーによって実現した、より広域に響き渡るサウンドが魅力。
また、ゲーム音に合わせて無数のパターンのLEDライトが場を彩ります。
そのほかデバイス切り替えが4台まで可能。
ハイエンドならではのサウンドを楽しみたい人、複数のデバイスで使いたい人におすすめです。
AVerMedia ゲーミングスピーカー Ballista(バリスタ)
次に紹介するおすすめのゲーミングスピーカーは、「AVerMedia ゲーミングスピーカー Ballista(バリスタ)」です。
AVerMedia ゲーミングスピーカー Ballista(バリスタ)の仕様・製品情報
スピーカーの数 | 2.1ch |
---|---|
最大出力 | 40W |
接続方法 | 無線 |
電源タイプ | 電源コード式 |
AVerMedia ゲーミングスピーカー Ballista(バリスタ)のおすすめポイント3つ
- コントロールボックス
AVerMedia ゲーミングスピーカー Ballista(バリスタ)のレビューと評価・評判
ゲーム特化のこだわりゲーミングスピーカー
AVerMedia ゲーミングスピーカー Ballista(バリスタ)は、ゲーム向けに最適化されたスピーカーです。
微調整を施したサテライトスピーカーは、足音や効果音など、ゲームの音声を臨場感MAXで伝えるよう最適化されています。
また、コントロールボックスであらゆる音声カスタマイズが可能。
壁掛けにも対応、入力端子も豊富で、幅広い用途に活用できます。
コアでヘビーなゲーマーに特におすすめしたいゲーミングスピーカーです。
KUMIYA PCスピーカー 16W
次に紹介するおすすめのゲーミングスピーカーは、「KUMIYA PCスピーカー 16W」です。
KUMIYA PCスピーカー 16Wの仕様・製品情報
スピーカーの数 | 2.0ch |
---|---|
最大出力 | 16W |
接続方法 | 有線 |
電源タイプ | 電源コード式 |
KUMIYA PCスピーカー 16Wのおすすめポイント3つ
- コスパ抜群
KUMIYA PCスピーカー 16Wのレビューと評価・評判
コスパ抜群の入門機
KUMIYA PCスピーカー 16Wは、コスパ抜群で、ゲーミングスピーカー入門に最低なモデルです。
Amazonで3,299円と、非常に安い価格ながら、カラーライトを搭載していたり、サラウンド音響を備えていたりと、かなり高機能です。
左右ダブルホーン設計で、4ユニット発声を実現し、中音域に強いサウンドが特徴。
あまり低音を効かせたくないという人にもおすすめです。
PS4におすすめのゲーミングスピーカー3選
PS4におすすめのゲーミングスピーカーを3選紹介します。
Bose Companion 2 Series III multimedia speaker system PCスピーカー
最初に紹介するPS4におすすめのゲーミングスピーカーは、「Bose Companion 2 Series III multimedia speaker system PCスピーカー」です。
Bose Companion 2 Series III multimedia speaker system PCスピーカーの仕様・製品情報
スピーカーの数 | 2.0ch |
---|---|
最大出力 | 20W |
接続方法 | 有線/無線 |
電源タイプ | 電源コード式 |
Bose Companion 2 Series III multimedia speaker system PCスピーカーのおすすめポイント3つ
- オーディオメーカーこだわりのサウンド
Bose Companion 2 Series III multimedia speaker system PCスピーカーのレビューと評価・評判
オーディオメーカーこだわりのスピーカー
Bose Companion 2 Series III multimedia speaker system PCスピーカーは、オーディオメーカーこだわりのサウンドが楽しめるスピーカーです。
一見PS4向きでないように見えますが、臨場感あふれる2スピーカーでゲーム音楽をフルで楽しめるのが魅力。
予備入力ジャックも備え、さまざまな機器に対応し、幅広く使えるという利点もあります。
効果音よりはバックミュージックをサラウンドで聴きたい人におすすめです。
Razer Leviathan サブウーハー付デジタルサウンドバー
次に紹介するPS4におすすめのゲーミングスピーカーは、「Razer Leviathan サブウーハー付デジタルサウンドバー」です。
Razer Leviathan サブウーハー付デジタルサウンドバーの仕様・製品情報
スピーカーの数 | 2.0ch |
---|---|
最大出力 | 30W |
接続方法 | 有線/無線 |
電源タイプ | 電源コード式 |
Razer Leviathan サブウーハー付デジタルサウンドバーのおすすめポイント3つ
- 別途サブウーファー付き
Razer Leviathan サブウーハー付デジタルサウンドバーのレビューと評価・評判
スリムで無線接続できるパワフルモデル
Razer Leviathan サブウーハー付デジタルサウンドバーは、スリムで無線接続ができるゲーミングスピーカーです。
サウンドバーのほかに、サブウーファーがついており、低音の迫力は言うまでもありません。
省スペースなデザインと無線接続で、煩わしさも一切感じない、非常に洗練されたデザインです。
また、プリセットイコライザが3種類搭載されており、ゲーム以外にも映画や音楽鑑賞に合わせて調節できます。
JBL QUANTUM DUO ゲーミングスピーカー
最後に紹介するPS4におすすめのゲーミングスピーカーは、「JBL QUANTUM DUO ゲーミングスピーカー」です。
JBL QUANTUM DUO ゲーミングスピーカーの仕様・製品情報
スピーカーの数 | 2.0ch |
---|---|
最大出力 | 20W |
接続方法 | 有線/無線 |
電源タイプ | 電源コード式 |
JBL QUANTUM DUO ゲーミングスピーカーのおすすめポイント3つ
- JBL独自のバーチャルサラウンド
JBL QUANTUM DUO ゲーミングスピーカーのレビューと評価・評判
こだわりのバーチャルサラウンドが魅力
JBL QUANTUM DUO ゲーミングスピーカーは、こだわりのバーチャルサラウンドが魅力のスピーカーです。
音響メーカーであるJBL独自の技術で、左右の音の干渉をなくし、立体感のある音響を楽しめるため、PS4のハイクオリティなゲーム音楽にマッチします。
また、RGBライト、LEDライト搭載で、ビジュアル的にも楽しめるのが魅力。
このライトのパターンは自由にカスタマイズ可能で、プレイするゲームの雰囲気に合わせるといった使い方も可能です。
まとめ
いかがでしたか?
今まであまりゲームサウンドにこだわりがなかった人も、ゲーム用に最適化されたスピーカーの音を一度聴けば、病みつきになること間違いなしです。
ぜひこの記事を見て、ゲーミングスピーカーの導入を検討してくださいね。
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