それはエルゴノミクスキーボードという製品で、通常のキーボードより使いやすく最適化されています。
とはいっても、実際のところ本当に使いやすいのか、いまいちわかりませんよね。
そこでこの記事では、エルゴノミクスキーボードの特徴、メリット、正しい選び方をまとめました。
また、マイクロソフトやロジクールなどのおすすめのエルゴノミクスキーボードを10点ピックアップしました。ぜひ参考にしてください。
目次
エルゴノミクスキーボードとは
エルゴノミクスキーボードとは、人間工学に基づいて、より快適に操作できるよう設計されたキーボードです。
人間の体に合わせて形状が工夫されており、独特なデザインが特徴です。形が湾曲していたり、左右非対称であったり、分割デザインであったり、さまざまな種類のエルゴノミクスキーボードが存在します。
腕の位置や指の動作がなるべく自然になるよう、デザインを追求されているため、使う人にとって多くのメリットがあります。
エルゴノミクスキーボードのメリット・特徴
エルゴノミクスキーボードのメリットを3つ解説します。
- 疲れにくい
- 作業しやすい
- 見た目で楽しめる
疲れにくい
まずなんといっても、エルゴノミクスキーボードのメリットは疲れにくいことにあります。
より自然な形で打鍵できるようキー配置やデザインが工夫されているため、長時間の作業でも疲労度が軽減されます。ビジネスでキーボードを使う人に非常におすすめです。
作業しやすい
人間にとってより快適な操作ができるデザインのため、作業効率アップが期待できます。
ビジネスで長時間キー入力をする人にとって、少しでも快適なキー操作ができることは重要な条件です。キー配置が均等でないだけで、作業のしやすさが段違いです。
見た目で楽しめる
エルゴノミクスキーボードは、通常のキーボードにはない独特なデザインです。そのため、見た目だけでも楽しめます。
毎日使うデバイスなら、少しでもデザイン性の高いものを使いたいですよね。そういった点でも、エルゴノミクスキーボードはおすすめです。
エルゴノミクスキーボードのおすすめメーカー一覧
エルゴノミクスキーボードのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。
- マイクロソフト(Microsoft)
- ロジクール(Logicool)
- ぺリックス(Perixx)
マイクロソフト(Microsoft)
言わずと知れた世界的なソフトウェアメーカーです。マイクロソフトのエルゴノミクスキーボードは、有名メーカーだけあって信頼性が高く、非常に人気があり、法人でも多くの導入実績があります。価格も非常にリーズナブルで、初心者の人にもおすすめです。
ロジクール(Logicool)
ロジクールは、PC周辺機器において世界的なシェアを持つメーカーです。ラインナップが豊富で、エルゴノミクスキーボードにおいても豊富な品揃えを持っています。エントリーモデルからハイエンドまで幅広く、ゲーミングモデルでも高いクオリティの製品が魅力です。
ぺリックス(Perixx)
ペリックスは、ドイツのPC周辺機器メーカーで、エルゴノミクスデバイスに特化しています。
ひときわ独特なデザインで、インテリアとしても楽しめるデザイン性の高さが特徴です。また、比較的コスパが良い製品が揃っています。
エルゴノミクスキーボードの選び方
エルゴノミクスキーボードの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 接続方法で選ぶ|ワイヤレス / 有線
- PCのOSで選ぶ | Windows / Mac
- 配列で選ぶ | 英語 / 日本語
- リストレストがあるとさらに快適
接続方法|ワイヤレスか有線か
エルゴノミクスキーボードを選ぶときは、接続方法は必ず確認しましょう。
USBによる有線接続は、入力遅延がないのがメリットですが、置く場所が有線に比べると限られます。ゲーム用途で使う人におすすめです。
一方、Bluetoothなどのワイヤレスタイプは、配線の煩わしさがないのがメリットですが、有線に比べるとほんのわずかに入力遅延が発生します。ビジネス用途におすすめです。
PCのOSで選ぶ | Windows / Mac
対応OSも必ず確認しましょう。ほとんどのエルゴノミクスキーボードは、Windowsも Macも両方対応しています。しかし、なかにはWindows専用の製品もあるため注意が必要です。
また、対応OSの記載がなくても使用できる場合がありますが、その場合は印字通りのキー入力ができない可能性もあるため、なるべく対応OSはきちんと確認してから購入しましょう。
配列で選ぶ | 英語 / 日本語
キー配列は、使いやすさに直結する重要なポイントです。英語配列と日本語配列で、キーの位置や形が変わってきます。
英語配列にはカナ表記がなく、エンターキーが小さいという特徴があります。プログラミングでは英語配列のキーボードが好んで使われるケースが多いですが、慣れているわけでなければ基本的に日本語配列がおすすめです。
日本語配列は、半角/全角キーがあり、エンターキーが大きいのが主な特徴です。特に英語配列にこだわりがなければ日本語配列にしておけば問題ないでしょう。
リストレストがあるとさらに快適
リストレストがあれば、エルゴノミクスキーボードをさらに快適に使用できます。
リストレストは、打鍵時の手や腕の負担を減らせるパーツです。長時間作業やゲームをする人は重視すべきポイントです。
多くのエルゴノミクスキーボードはリストレストが一体になっていますが、製品によって形状が全く違います。自分の姿勢などを考慮して、より最適なリストレスト形状を選ぶ必要があります。
エルゴノミクスキーボードのおすすめ10選
エルゴノミクスキーボードのおすすめ10選を紹介します。
マイクロソフト 5KV-00006
最初に紹介するおすすめのエルゴノミクスキーボードは、「マイクロソフト 5KV-00006」です。
マイクロソフトSculpt Ergonomic Keyboard for Business 5KV-00006の仕様・製品情報
接続方法 | Bluetooth |
---|---|
対応OS | Windows |
キー配列 | 日本語 |
キータイプ | メンブレン |
パームレスト | あり |
マイクロソフトSculpt Ergonomic Keyboard for Business 5KV-00006のおすすめポイント3つ
- 別途テンキー付属
- 独特なドーム型デザイン
- コスパ抜群
マイクロソフトSculpt Ergonomic Keyboard for Business 5KV-00006のレビューと評価
マイクロソフトSculpt Ergonomic Keyboard for Business 5KV-00006は、安価なエルゴノミクスキーボードを探している人におすすめです。
安価ですが、決してチープなキーボードではなく、ドーム状のデザインで快適さを追求しています。パームレストも角度調節が可能です。
また、テンキーが別途付属しています。必要なときだけテンキーが仕様できるのは非常に便利ですね。
ぺリックス PERIBOARD-512WUS
次に紹介するおすすめのエルゴノミクスキーボードは、「ぺリックス PERIBOARD-512WUS」です。
ぺリックス PERIBOARD-512WUSの仕様・製品情報
接続方法 | USB |
---|---|
対応OS | Windows |
キー配列 | 英語 |
キータイプ | メンブレン |
パームレスト | あり |
ぺリックス PERIBOARD-512WUSのおすすめポイント3つ
- こだわりの打鍵感
- 3Dデザイン
- スタンド付き
ぺリックス PERIBOARD-512WUSのレビューと評価
ぺリックス PERIBOARD-512WUSは、形状だけでなく打鍵感にもこだわりのあるキーボードです。
キーストロークが深めで、しっかりとした押し心地です。文章作成などで長文入力する人は特におすすめといえます。
立体型の形状に加えて、調節可能なスタンドもついているため、より自分にフィットする形で操作できるのも魅力です。
ロジクール Ergo K860
次に紹介するおすすめのエルゴノミクスキーボードは、「ロジクール Ergo K860」です。
ロジクール Ergo K860の仕様・製品情報
接続方法 | Bluetooth |
---|---|
対応OS | Windows/Mac |
キー配列 | 英語 |
キータイプ | メンブレン |
パームレスト | あり |
ロジクール Ergo K860のおすすめポイント3つ
- パームレストが調節可能
- 指先にフィットするキー形状
- 防水仕様
ロジクール Ergo K860のレビューと評価
ロジクール Ergo K860は、快適さを追求したエルゴノミクスキーボードです。
本体の形状だけでなく、各キーが指先にフィットするようにカーブしているため、非常に打鍵しやすく、ミスタイプの減少も期待できます。
また、クッション付きのパームレストは非常に柔らかく、角度調節が可能です。防水仕様もついており、快適さに特化したキーボードといえます。
Surface Ergonomic
次に紹介するおすすめのエルゴノミクスキーボードは、「Surface Ergonomic」です。
Surface Ergonomicの仕様・製品情報
接続方法 | Bluetooth |
---|---|
対応OS | Windows/Mac |
キー配列 | 英語 |
キータイプ | パンタグラフ |
パームレスト | あり |
Surface Ergonomicのおすすめポイント3つ
- 上品なグレーデザイン
- こだわりのクッションパームレスト
- スリムなボディ
Surface Ergonomicのレビューと評価
Surface Ergonomicは、デザイン性もこだわりたい人におすすめです。
マットなグレー基調のカラーとスマートなデザインで、使うのが楽しくなること間違いなしです。
パームレストのクッションには、高級車のシートにも使われるAlcantara® 製生地を使用しており、非常に触り心地がよく、打鍵の際にストレスを感じない工夫がされています。
Kensington K75401JP
次に紹介するおすすめのエルゴノミクスキーボードは、「Kensington K75401JP」です。
Kensington K75401JPの仕様・製品情報
接続方法 | Bluetooth |
---|---|
対応OS | Windows |
キー配列 | 日本語 |
キータイプ | メンブレン |
パームレスト | あり |
Kensington K75401JPのおすすめポイント3つ
- テンキー付き
- 静音性抜群
- 防水仕様
Kensington K75401JPのレビューと評価
Kensington K75401JPは、機能満載のエルゴノミクスキーボードです。
テンキー付きの幅が広いボディで、立体的な傾斜がつき、非常に使いやすくなっています。
また、他のキーボードに比べて打鍵音が静かなのも嬉しいポイントです。夜間の作業やゲームにも問題なく使用できるでしょう。
そのほか、防水仕様のため、多少水をこぼしても安心です。
Kinesis Freestyle Edge RGB[KB975-blu]
次に紹介するおすすめのエルゴノミクスキーボードは、「Kinesis Freestyle Edge RGB[KB975-blu]」です。
Kinesis Freestyle Edge RGB[KB975-blu]の仕様・製品情報
接続方法 | USB |
---|---|
対応OS | Windows/Mac |
キー配列 | 英語 |
キータイプ | メカニカル |
パームレスト | あり |
Kinesis Freestyle Edge RGB[KB975-blu]のおすすめポイント3つ
- ゲーミング仕様
- Cherry MXスイッチ
- フリースタイル仕様
Kinesis Freestyle Edge RGB[KB975-blu]のレビューと評価
Kinesis Freestyle Edge RGB[KB975-blu]は、左右が完全に分割した「フリースタイル」仕様のエルゴノミクスキーボードです。
ゲーミングキーボードとしても優秀で、人気のCherry MXスイッチ(青軸)を搭載したメカニカル方式となっています。ゲーマーはもちろん、しっかりとしたクリック感を求める人なら誰でもおすすめです。
サンワサプライ SKB-ERG5BK
次に紹介するおすすめのエルゴノミクスキーボードは、「サンワサプライ SKB-ERG5BK」です。
サンワサプライ SKB-ERG5BKの仕様・製品情報
接続方法 | USB |
---|---|
対応OS | Windows |
キー配列 | 日本語 |
キータイプ | メンブレン |
パームレスト | あり |
サンワサプライ SKB-ERG5BKのおすすめポイント3つ
- トラックボール付き
- しっかりとした打鍵感
- コスパ抜群
サンワサプライ SKB-ERG5BKのレビューと評価
サンワサプライ SKB-ERG5BKは、トラックボールを搭載した画期的なエルゴノミクスキーボードです。
パームレスト部分にトラックボールがあるため、マウスが不要になるほど操作性が上がっています。
また、メンブレンスイッチながら深めのキーストロークも魅力。効率的かつミスの少ない作業が期待できます。
さらに、価格も良心的なため、エルゴノミクスキーボード初心者にもおすすめです。
ぺリックス Periduo-605
次に紹介するおすすめのエルゴノミクスキーボードは、「ぺリックス Periduo-605」です。
ぺリックス Periduo-605の仕様・製品情報
接続方法 | Bluetooth |
---|---|
対応OS | Windows |
キー配列 | 英語 |
キータイプ | メンブレン |
パームレスト | あり |
ぺリックス Periduo-605のおすすめポイント3つ
- マウス付き
- 中央にホイール搭載
- コスパ抜群
ぺリックス Periduo-605のレビューと評価
ぺリックス Periduo-605は、かゆいところに手が届くエルゴノミクスキーボードです。
湾曲したボディの中央にチルトホイールがあり、キーボード上で前後左右のスクロールが可能。作業効率アップが期待でき、非常に便利です。
また、付属のマウスはトラックボールが付いている親切設計です。それでいて価格もかなり安いのも魅力です。
Koolertron プログラム可能分離式メカニカルキーボード
次に紹介するおすすめのエルゴノミクスキーボードは、「Koolertron プログラム可能分離式メカニカルキーボード」です。
Koolertron プログラム可能分離式メカニカルキーボードの仕様・製品情報
接続方法 | USB |
---|---|
対応OS | Windows/Mac |
キー配列 | 英語 |
キータイプ | メカニカル |
パームレスト | なし |
Koolertron プログラム可能分離式メカニカルキーボードのおすすめポイント3つ
- コンパクトな分割型
- Cherry MXスイッチ
- キープログラム可能
Koolertron プログラム可能分離式メカニカルキーボードのレビューと評価
Koolertron プログラム可能分離式メカニカルキーボードは、コンパクトな分割型のエルゴノミクスキーボードです。
パームレストはありませんが、その分コンパクトなサイズ感で、使う場所を選びません。
また、キースイッチは人気のCherry MX軸を採用したメカニカル方式で、しっかりとした打鍵感があります。
また、全てのキーがプログラム可能なため、カスタマイズ性も抜群です。
サンワダイレクト 400-SKB063
最後に紹介するおすすめのエルゴノミクスキーボードは、「サンワダイレクト 400-SKB063」です。
サンワダイレクト 400-SKB063の仕様・製品情報
接続方法 | Bluetooth |
---|---|
対応OS | Windows |
キー配列 | 日本語 |
キータイプ | メンブレン |
パームレスト | あり |
サンワダイレクト 400-SKB063のおすすめポイント3つ
- タッチパッド付き
- 打鍵感良好
- テンキー付き
サンワダイレクト 400-SKB063のレビューと評価
サンワダイレクト 400-SKB063は、タッチパッドが搭載されたエルゴノミクスキーボードです。
パームレスト部分にタッチパッドがあるため、マウスなしでも快適に操作できます。ビジネス用途で効率を求める人に最適です。
タッチパッドはカーソル移動できるだけでなく、左右にクリックボタンがあり、スクロールも可能です。標準的な深さのキーストロークで、打鍵感も嫌味がありません。
エルゴノミクスキーボードのまとめ
一度エルゴノミクスキーボードを使うと、通常のキーボードにはもう戻れないという声も多くあります。それほどエルゴノミクスキーボードは快適で、多くの人に支持されるアイテムです。
これを機に、ぜひエルゴノミクスキーボードを導入して、日々の作業やゲームをより快適におこないましょう。
コメントを残す