そんな方のために、光るキーボード(バックライトキーボード)の概要からメリット・デメリット・選び方・おすすめの製品まで紹介します。
安い製品やワイヤレスキーボード、LEDライトの色数が多いモデル、設定が簡単な製品を中心にピックアップしているため、購入時の参考にしてみてください。
目次
光るキーボードとは?
光るキーボード(バックライトキーボード)とは、本体にLEDライトが搭載されているタイプのキーボードを意味します。
このLEDライトから発せられる光で、キーボード全体が鮮やかな色彩を放つのが特徴です。
主にゲーミングキーボードに採用されていることの多い機能と言えます。
暗所でもキーの文字が見えやすいため、暗闇で作業・ゲームをする機会が多い方に支持されています。
光るキーボード(バックライトキーボード)のメリット
光るキーボード(バックライトキーボード)のメリットを3つ解説します。
- 暗闇でもキーの配置がはっきり分かる
- 机周りが華やかになる
- カスタマイズしたら自分が好きな色に染められる
暗闇でもキーの配置がはっきり分かる
光るキーボード(バックライトキーボード)は、内蔵されたLEDライトがまばゆく光ります。
そのため、どんなに真っ暗な環境でも、キーの配置や書かれている文字・数字がはっきりと見えるのが特徴です。
「夜中に作業をしたいけれど、部屋の電気をつけたら同居人を起こしてしまうかもしれない」「ゲームをプレイしているときの押し間違いを減らしたい」といったニーズに応えてくれます。
机周りが華やかになる
光るキーボード(バックライトキーボード)と聞いて、白色のみなど単色で光るイメージを持たれる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、中にはLEDライトによる虹色のグラデーションを楽しめる製品も存在します。
この華やかさは、通常のキーボードではなかなか真似できません。
自室をサイバーチックでおしゃれな雰囲気にしたい場合にも、光るキーボード(バックライトキーボード)はおすすめと言えます。
カスタマイズしたら自分が好きな色に染められる
光るキーボード(バックライトキーボード)は、色を細かくカスタマイズできます。
基本的に、この調整はパソコン画面に表示されたカラーパレットから色を抽出して行います。
彩度も明度も自由自在に微調整することが可能で、自分の好きな色を追求できるのです。
したがって、キーボードそのもののデザインにもとことんこだわりたい方にも適しています。
光るキーボード(バックライトキーボード)のデメリット
光るキーボード(バックライトキーボード)のデメリットを2つ解説します。
- 通常のキーボードよりも高価格
- 日中や明るい場所では活躍しにくい
通常のキーボードよりも高価格
光るキーボード(バックライトキーボード)は、LEDライトが内蔵されている分、一般的なキーボードよりも価格が高い傾向にあります。
実際、一般的なキーボードの底値は600円程度です。
一方で光るキーボード(バックライトキーボード)を購入しようとすると、最低でも2,000円はかかります。
したがって安さを重視する方には向いていません。
日中や明るい場所では活躍しにくい
光るキーボード(バックライトキーボード)におけるLEDライト機能は、暗闇でもキーを見やすくするために実装されています。
日中や明るい部屋の中ではそもそもこの機能を使う場面がなく、真価を発揮できません。
そのため、「日が落ちるまでの時間帯で利用を検討している」「夜に使うけれど、電気は使える環境にある」という方は、その利便性を享受しにくいでしょう。
光るキーボード(バックライトキーボード)の選び方
光るキーボード(バックライトキーボード)の選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- デザイン性で選ぶ
- 接続方法で選ぶ
- 機能性で選ぶ
- 平均価格の目安は?
デザイン性で選ぶ
光るキーボード(バックライトキーボード)のデザインで着目すべきポイントは、パームレストとテンキーの有無、LEDライトの光り方です。
パームレストとはキーボードの手前に配置されているパーツで、これがあると手首の疲れにくさにつながります。
テンキーは、通常のキーボードの右側にある数字が書かれたキーのことです。
テンキーレスタイプはコンパクトで、狭いスペースにも置きやすいメリットがあります。
また、LEDライトが点滅するモデルだとポップな印象に、ゆったり光る製品は落ち着いた印象を与えます。
接続方法で選ぶ
光るキーボード(バックライトキーボード)の接続方法は、大きく2つに分けられます。
1つめはキーボード本体から伸びるコードを使って接続する「有線」。
使用にあたり充電する必要がなく、接続が安定しているのがメリットです。
一方、Bluetoothで接続させるタイプを「無線(ワイヤレス)」と呼びます。
無線(ワイヤレス)タイプはコードがない分、テレビやノートパソコンから少し離れた所でも自由に使えるほか、机周りがすっきりする特長もあります。
機能性で選ぶ
キーボードの用途に合わせて、機能もチェックしましょう。
たとえば、持ち運ぶ機会が多いなら、アルミフレームを採用した軽量で耐久性の高い製品がおすすめです。
ゲームに没頭したい方は、誤操作防止機能や、音量などを即時調整できるメディアコントロール機能があると便利です。
さらに、レーザー印字を採用した製品は、経年劣化でキーの文字が掠れたり褪せたりしません。
長期に渡り愛用したい場合におすすめと言えます。
平均価格の目安は?
光るキーボード(バックライトキーボード)の平均価格は、約5,000~20,000円です。
その中でも、特に人気がある製品は12,000~19,000円ほどで販売されています。
こうして見ると値は張るものの、その値段相応の機能がしっかり搭載されているケースが多いです。
ちなみに、底値は先述したとおり2,000円で、高い製品だと100,000円を優に超えます。
選ぶ際は、この情報を基にコストパフォーマンスが高いかをどうか判断してみてください。
【Bluetooth・無線】光るキーボード(バックライトキーボード)のおすすめ4選
【Bluetooth・無線】光るキーボード(バックライトキーボード)のおすすめ4選を紹介します。
Arteck ウルトラスリム ワイヤレスキーボード
次に紹介するおすすめの【Bluetooth・無線】光るキーボード(バックライトキーボード)は、「Arteck ウルトラスリム ワイヤレスキーボード」です。
Arteck ウルトラスリム ワイヤレスキーボードの仕様・製品情報
機能 | オートスリープ機能 |
---|
Arteck ウルトラスリム ワイヤレスキーボードのおすすめポイント3つ
- 省電力につながる機能がある
- 24ヶ月の保証付き
- 平均価格と比べて安い
Arteck ウルトラスリム ワイヤレスキーボードのレビューと評価・評判
価格とオートスリープ機能が魅力のキーボード
「Arteck ウルトラスリム ワイヤレスキーボード」は、2,299円(2020年8月5日時点)という安さが魅力の製品です。
光るキーボード(バックライトキーボード)をお試し感覚で使ってみたい方におすすめです。
また、キーボードを使っていない間は自動でバックライトがオフになる「オートスリープ機能」も備えており、省電力に貢献しています。
ただし、選択できるバックライトは7色のみのため、自由にカスタマイズしたい方には適していません。
Corsair ゲーミングキーボード KB431 CH-9145030-JP
次に紹介するおすすめの【Bluetooth・無線】光るキーボード(バックライトキーボード)は、「Corsair ゲーミングキーボード KB431 CH-9145030-JP」です。
Corsair ゲーミングキーボード KB431 CH-9145030-JPの仕様・製品情報
機能 | マクロ設定・パームレスト付き・テンキーレス |
---|
Corsair ゲーミングキーボード KB431 CH-9145030-JPのおすすめポイント3つ
- マクロ設定が可能でゲームをサクサク進められる
- パームレスト付きで長時間の利用にもってこい
- 優先接続も可能
Corsair ゲーミングキーボード KB431 CH-9145030-JPのレビューと評価・評判
青い光でキーの文字をしっかり照らすキーボード
「Corsair ゲーミングキーボード KB431 CH-9145030-JP」は、全てのキーにマクロを設定できます。
マクロ設定とはゲーム内のアクションをキーに割り振ることで、とにかくゲームを効率的に進めたい方に適した機能です。
肝心のバックライトは青一色のみです。しかし暗闇で非常に綺麗な光を放ちます。
一方で接続が不安定になるケースもあるようなので、安定性を求める方には向いていません。
Anne Pro 2 メカニカルキーボード
次に紹介するおすすめの【Bluetooth・無線】光るキーボード(バックライトキーボード)は、「Anne Pro 2 メカニカルキーボード」です。
Anne Pro 2 メカニカルキーボードの仕様・製品情報
機能 | マクロ設定 |
---|
Anne Pro 2 メカニカルキーボードのおすすめポイント3つ
- 低遅延でサクサク操作できる
- プロゲーマーが監修した製品で使い心地が良い
- バックライトはキーごとに違う色を割り当てられる
Anne Pro 2 メカニカルキーボードのレビューと評価・評判
好きな色を好きなキーに配置できて便利なキーボード
「Anne Pro 2 メカニカルキーボード」は、バックライトのカスタマイズ性が非常に高い製品。
カラーパレットから好きな色を選択できるだけでなく、キーひとつひとつに異なる色を割り当てることも可能です。
また、プロゲーマーが半年かけて使いやすいよう調整したキーの配置も特長で、直感的に使えるキーボードを探している方におすすめです。
しかし、ソフトウェアや説明書が日本語に対応していないのが難点と言えます。
GameSir GK300 ワイヤレス メカニカル 青軸 ゲーミングキーボード
次に紹介するおすすめの【Bluetooth・無線】光るキーボード(バックライトキーボード)は、「GameSir GK300 ワイヤレス メカニカル 青軸 ゲーミングキーボード」です。
GameSir GK300 ワイヤレス メカニカル 青軸 ゲーミングキーボードの仕様・製品情報
機能 | パームレスト付き・MixShift機能 |
---|
GameSir GK300 ワイヤレス メカニカル 青軸 ゲーミングキーボードのおすすめポイント3つ
- 耐久性が高い
- バックライトの光り方が個性的でおしゃれ
- スマホにも対応している
GameSir GK300 ワイヤレス メカニカル 青軸 ゲーミングキーボードのレビューと評価・評判
バックライトの光り方にセンスがあるキーボード
「GameSir GK300 ワイヤレス メカニカル 青軸 ゲーミングキーボード」は、不規則に光る純白のバックライトがおしゃれな製品です。
波打つような光り方で、ゲーム中の気分を盛り上げてくれるでしょう。
また、5000万回ものキーストロークに耐えうる強度も大きなメリットです。
しかし、購入者の中からは「遅延が気になる」という声も上がっています。
【有線】光るキーボード(バックライトキーボード)のおすすめ4選
【有線】光るキーボード(バックライトキーボード)のおすすめ4選を紹介します。
Logicool G ゲーミングキーボード G512 LIGHTSYNC RGB G512r-TC
最初に紹介する【有線】光るキーボード(バックライトキーボード)は、「Logicool G ゲーミングキーボード LIGHTSYNC G512r-TC」です。
Logicool G ゲーミングキーボード LIGHTSYNC G512r-TCの仕様・製品情報
機能 | メディアコントロール・ゲームモード |
---|
Logicool G ゲーミングキーボード LIGHTSYNC G512r-TCのおすすめポイント3つ
- メディアコントロール機能あり
- ゲームモードあり
- FPSなどの連打にも耐えうる強度
Logicool G ゲーミングキーボード LIGHTSYNC G512r-TCのレビューと評価・評判
テレビ番組でも取り上げられた定番のバックライトキーボード
「Logicool G ゲーミングキーボード LIGHTSYNC G512r-TC」には、メディアコントロールやゲームモードといった機能が豊富に搭載されています。
また、軽やかな打鍵感や静音性も備えています。
非常に機能的でありながらも扱いやすいため、初めてキーボードを手にする方におすすめです。
バックライトは、専用のソフトを用いることで光り方を微調整できます。
しかし、キーボード本体は1kg以上あり重いので、持ち運びたい場合には向いていません。
エレコム ゲーミングキーボード TK-ARMA30BK
次に紹介するおすすめの【有線】光るキーボード(バックライトキーボード)は、「エレコム ゲーミングキーボード TK-ARMA30BK」です。
エレコム ゲーミングキーボード TK-ARMA30BKの仕様・製品情報
機能 | マクロ設定 |
---|
エレコム ゲーミングキーボード TK-ARMA30BKのおすすめポイント3つ
- バックライトの光り方が22パターンある
- ロールオーバーに対応している
- オリジナル配列で押し間違いを防げる
エレコム ゲーミングキーボード TK-ARMA30BKのレビューと評価・評判
個性的な光り方が注目ポイント
「エレコム ゲーミングキーボード TK-ARMA30BK」は、バックライトの光り方のバリエーションが豊富な製品です。
押したキーから光が広がる「拡散」、不規則な点滅を繰り返す「ランダム」など、22パターンも搭載されています。
したがって、その日の気分によって光り方を変えたい方におすすめです。
ほかにもマクロ設定などの便利な機能が実装済みです。
Corsair K95 RGB PLATINUM MX Speed 日本語ゲーミングキーボード KB390 CH-9127014-JP
次に紹介するおすすめの【有線】光るキーボード(バックライトキーボード)は、「Corsair K95 RGB PLATINUM MX Speed 日本語ゲーミングキーボード KB390 CH-9127014-JP」です。
Corsair K95 RGB PLATINUM MX Speed 日本語ゲーミングキーボード KB390 CH-9127014-JPの仕様・製品情報
機能 | Windowsロック機能・アンチゴースト機能 |
---|
Corsair K95 RGB PLATINUM MX Speed 日本語ゲーミングキーボード KB390 CH-9127014-JPのおすすめポイント3つ
- FPSに役立つ安置ゴースト機能付き
- マクロ専用キーを実装
- 8MBの容量あり
Corsair K95 RGB PLATINUM MX Speed 日本語ゲーミングキーボード KB390 CH-9127014-JPのレビューと評価・評判
組み合わせ自由なバックライトと8MBのストレージが注目ポイント
「Corsair K95 RGB PLATINUM MX Speed 日本語ゲーミングキーボード KB390 CH-9127014-JP」は、色の組み合わせを自分で自由に考えられる製品です。
また、キーボードそのものに8MBの容量が内蔵されているのも特徴です。
これにより、あらかじめプログラムを設定・保存しておけば、それを外に持ち出せます。
一方、キーの数が多くて設定に手こずる難点も存在します。
HKW タイプライター風メカニカルキーボード
次に紹介するおすすめの【有線】光るキーボード(バックライトキーボード)は、「HKW タイプライター風メカニカルキーボード」です。
HKW タイプライター風メカニカルキーボードの仕様・製品情報
機能 | 日本語配列 |
---|
HKW タイプライター風メカニカルキーボードのおすすめポイント3つ
- 見た目が個性的
- レーザーを使っていて文字が掠れにくい
- バックライトの光り方を選択できる
HKW タイプライター風メカニカルキーボードのレビューと評価・評判
インテリアにもなるおしゃれな見た目が魅力
「HKW タイプライター風メカニカルキーボード」は、製品名のとおりタイプライターを模したデザインです。
通常のキーボードよりもクラシカルな雰囲気で、ただ部屋にあるだけでおしゃれなインテリアの役割を果たしてくれます。
バックライトは白色のみです。
しかし、光るパターンは選択することが可能です。
打鍵感は重厚なので素早いタイピングには向いていません。
まとめ
光るキーボード(バックライトキーボード)とは、LEDライトを内蔵した製品です。
暗闇でもキーの文字が見やすく、カスタマイズ性が高く、机周りが華やかになるメリットがあります。
しかし、その反面、高価なうえに日中は活躍しにくいデメリットも存在します。
光るキーボード(バックライトキーボード)の購入を検討している方は、デザイン性や接続方法、機能性、平均価格を参考に製品を比較してみてください。
コメントを残す