メカニカルキーボードのおすすめ8選!軸の種類別に徹底解説

キーボード メカニカル おすすめ

ドスパラ

ビジネスやゲーミングなど、さまざまなシーンで大活躍するメカニカルキーボード。
なんとなく知ってはいるけど、詳しくはよく知らないという人も多いと思います。

そこでこの記事では、メカニカルキーボードの特徴、軸の種類や選び方、おすすめの商品8選をご紹介します。

  • 新しいキーボードが欲しいけど、自分に合うキーボードがわからなくて迷っている
  • キーボードを選ぶ基準を知りたい
  • 作業効率を上げたい
  • 自分に合うキーボードを使って、ゲームプレイを向上させたい

といった人は、必見です!

この記事を書いた人
ヨコヤマ
ヨコヤマ

ガジェットに目がないWebライターのヨコヤマです。仕事柄、キーボードは常に試行錯誤の日々。PC周辺機器営業の経験から、キーボードやマウス、スマホアクセサリやゲーミングデバイスを中心に、お役立ち情報を発信していきます。

メカニカルキーボードとは?

メカニカルキーボードとは、キーに対して一つ一つ独立したスイッチを配置しているキーボードのことです。

キーボード全体に1枚のスイッチを配置しているメンブレンキーボードと違い、

  • 打鍵感が心地よい
  • 深いキーストロークでミスタッチが減る
  • キーが壊れた場合はそのキーのみを交換することで対応できる
  • 耐久性に優れ、長期間使用できる

といったメリットがあります。

メカニカルキーボードの軸の種類

メカニカルキーボードの軸の種類を4つ解説します。

メカニカルキーボードの軸の種類4つ
  • 赤軸
  • 青軸
  • 茶軸
  • 黒軸

赤軸

赤軸は、キータッチが軽く、静音性に優れていることが特徴です。

そのため長時間タイピングしても疲れにくく、カフェや図書館など音が気になる場所でも使用できます。

反面、しっかりとした打鍵感を求める人には、若干物足りなく思えるでしょう。

よって、プログラミングやライティングなど、ビジネスで長時間キーボードを使用する人、公共の場で静かに利用したい人におすすめです。

青軸

青軸は、最もキータッチが重く、押したときに「カチッ」という音が鳴るのが特徴です。

しっかりとキーを押さないと反応しないため、高速タイピングには不向きですが、正確な入力が求められるFPSや格闘ゲームでは大活躍します。

一方で打鍵音はかなり大きいため、静かな場所での使用は厳しいでしょう。
よって、自宅でネットゲームをプレイする人に非常におすすめです。

茶軸

茶軸は、青軸と赤軸の中間くらいの打鍵感が特徴です。

赤軸ではタッチが軽すぎるし、かといって青軸では重すぎるし打鍵音も気になる、という人に向いています。

よってキーボード初心者でも使いやすく、最もスタンダードでちょうどいいのが茶軸です。
ビジネスにも使いたいけど、ゲームもライトに楽しみたい、といった万能な用途を求めるなら、茶軸がよいでしょう。

黒軸

黒軸は、キーの反発が強いため、高速タイピングに最も適しています。

非常にソフトなタッチでも反応するため、非常に快適なタイピングができるのが特徴です。

逆に、反応が軽すぎてミスタッチも多くなる傾向にあり、使いこなすには慣れが必要ですが、慣れればこれ以上ない爽快感でタイピングができるでしょう。

ライティングやブログ運営などで、大量の文章を書く人、作業速度を高めたい人に非常におすすめです。

メカニカルキーボードの選び方

メカニカルキーボードの選び方を以下の5つのポイントから解説します。

メカニカルキーボードの選び方5つ
  • 軸の種類
  • 接続方法
  • キーストローク
  • 機能性
  • キーボードの配列

軸の種類

先ほどご紹介したように、メカニカルキーボードには4つの軸の種類があり、メカニカルキーボードを選ぶうえで最も重要なポイントです。

各種の特徴をまとめると、

  • 赤軸:キータッチが軽く、長時間スムーズに使いたい人向け
  • 青軸:キータッチが重く、ゲーミング向け
  • 茶軸:赤軸と青軸の中間の打鍵感、メカニカルキーボード初心者向け
  • 黒軸:キーの反発が強い、高速タイピング向け

となります。
用途によって自分に合った軸を選びましょう。

接続方法

メカニカルキーボードには、有線と無線の2種類の接続方法があります。

無線はモニターから離れた位置でも使用でき、配線の煩わしさも気にしなくてよいというメリットがあります。

しかし、素早い反応が求められるゲームでは、少しの遅延が弱点になってしまいます。

よって、ビジネス用途であれば無線、ゲームで使うなら有線がおすすめです。

キーストローク

キーストロークとは、キーを底まで押し込んだときの深さのことです。
一般的に、キーボードのキーストロークは2mm〜5mmほど確保されています。

キーストロークが深すぎると疲労感を感じる一方で、浅すぎると打鍵感が得にくいため、キーストロークは3mm前後のものを選ぶのが無難です。
自身の使い方によって好みのキーストロークを選びましょう。

機能性

メカニカルキーボードのなかでも、特にゲーミングキーボードで重視されるのが、機能性です。

主に重視される機能性としては

  • アンチゴースト
  • マクロ
  • ロールオーバー

の3種類が挙げられます。

アンチゴーストとは、複数のキーを同時入力する際に、押したキー以外のキーが誤反応するのを防ぐ機能です。
より正確な入力が鍵となるゲームでは重要な機能となります。

また、マクロとは、複数キーの同時入力を1つのキーで入力できるようにする機能です。
複雑な同時入力も1つのキーに集約できるため、素早い入力が可能となります。

そしてロールオーバーは、何個まで同時にキー入力できるかを示すものです。
例えば「10キーロールオーバー」という表記のキーボードであれば、10個までの同時入力なら確実に認識します。
また、「Nキーロールオーバー」という表記のキーボードもあり、これは何個までという制限なく全キーどんな組み合わせでも同時入力が可能です。

ちなみに、これらの機能はゲームだけでなく、ビジネスや作業でも役立ちます。
例えばマクロキーを使えば、同時入力によるショートカットも1つのキーでこなせるので非常に便利です。
よってメカニカルキーボードを選ぶ際は、これらの機能性にも着目しましょう。

キーボードの配列

キーボードの配列は、使い心地に直結する重要なポイントです。

キーボードの配列には、日本語配列(JIS)と英語配列(US)の2種類あり、キーの配置や大きさが異なります。

特にこだわりがないのであれば、半角キーや無変換キーが使えて、エンターキーが大きい日本語配列を選ぶのが無難でしょう。

逆に、プログラマーやエンジニアなど、仕事で英語配列を使うことが多い人なら英語配列でも問題ありません。
どちらが優れているというより好みの問題なので、自分が使いやすい方を選ぶのがよいです。

【赤軸】メカニカルキーボードのおすすめ2選

【赤軸】メカニカルキーボードのおすすめ2選を紹介します。

Corsair K70 LUX CherryMX Red

最初にご紹介する赤軸のメカニカルキーボードは、「Corsair K70 LUX CherryMX Red」です。

Corsair K70 LUX CherryMX Redの仕様・製品情報

接続方法 有線
キーストローク 2mm
キー配列 日本語/英語
アンチゴースト
マクロ 全キー対応
ロールオーバー Nキーロールオーバー

Corsair K70 LUX CherryMX Redのおすすめポイント3つ

  • 信頼のCherry MXキースイッチ
  • 全キーマクロ対応で無限のカスタマイズ性
  • 1680万色のLEDで見た目も華やか

Corsair K70 LUX CherryMX Redのレビューと評価・評判

カスタマイズ性抜群の万能ゲーミングキーボード

Corsair K70 LUX CherryMX Redは、快適な打鍵感とカスタマイズ性に優れたゲーミングキーボードです。

メカニカルスイッチのなかでも信頼性の高いCherry MXの赤軸を採用。
深く押すほど反発が強くなる独特の打鍵感が病みつきになります。

また、全キーマクロ対応しているのも見どころです。
ゲームだけでなく、ビジネスにも自由にマクロを設定して活用できるため、どんなユーザーにもおすすめのキーボードといえます。

HyperX Alloy Origins Core RGB

次にご紹介する赤軸のメカニカルキーボードは、「HyperX Alloy Origins Core RGB」です。

HyperX Alloy Origins Core RGBの仕様・製品情報

接続方法 有線
キーストローク
キー配列 日本語/英語
アンチゴースト
マクロ
ロールオーバー Nキーロールオーバー

HyperX Alloy Origins Core RGBのおすすめポイント3つ

  • キーボードの角度を3段階に調節可能
  • 航空機基準の耐久性と応答性に優れたスイッチ
  • 独自のマクロカスタマイズ機能

HyperX Alloy Origins Core RGBのレビューと評価・評判

耐久性に優れたボディと独自のカスタマイズ性

HyperX Alloy Origins Core RGBは、耐久性のあるボディと正確な応答性のあるスイッチで、安心して使えるゲーミングキーボードです。

航空機基準のアルミフレームは、ハードな使用にも長期間耐え、キースイッチは約8000万回の入力に耐えます。

また、HyperX NGENUITYソフトウェアによる独自のカスタマイズが可能で、マクロ設定の詳細な保存が可能です。

耐久性とカスタマイズ性を求める人におすすめのキーボードといえるでしょう。

【青軸】メカニカルキーボードのおすすめ2選

【青軸】メカニカルキーボードのおすすめ2選を紹介します。

Logicool G PRO X

最初にご紹介する青軸のメカニカルキーボードは、「Logicool G PRO X」です。

Logicool G PRO Xの仕様・製品情報

接続方法 有線
キーストローク 3.7mm
キー配列 日本語
アンチゴースト
マクロ 12キー
ロールオーバー

Logicool G PRO Xのおすすめポイント3つ

  • 爽快な打鍵感
  • スイッチ変更ツールで物理的なカスタマイズも
  • コンパクトなデザインで持ち運びにも

Logicool G PRO Xのレビューと評価・評判

キー配置を自由にできる画期的なキーボード

Logicool G PRO Xは、付属のツールでキー配置を入れ替えられる画期的なゲーミングキーボードです。

青軸特有の心地よい打鍵感で、爽快なゲームプレイが可能なほか、コンパクトなデザインで持ち運びにも適しています。

大会に出るゲーマーにも愛されているモデルなので、本格的にゲームプレイする人に非常におすすめです。

Razer BlackWidow Ultimate

次にご紹介する青軸のメカニカルキーボードは、「Razer BlackWidow Ultimate」です。

Razer BlackWidow Ultimateの仕様・製品情報

接続方法 有線
キーストローク 4mm
キー配列 日本語
アンチゴースト
マクロ 全キー対応
ロールオーバー

Razer BlackWidow Ultimateのおすすめポイント3つ

  • 安心のCherry社製青軸
  • 独自のゲーミングモード
  • 自由に動作を割り振れる5つのフリーキー搭載

Razer BlackWidow Ultimateのレビューと評価・評判

確かな打鍵感とゲーマーに嬉しい機能搭載

Razer BlackWidow Ultimateは、ゲーマー向けの機能と打鍵感に優れたゲーミングキーボードです。

独自のゲーミングモードによって、Windowsキーの機能をオフにすることができ、これによってゲーム中のミス入力を防げます。

また、自由に動作を割り振れるフリーキーを5つ配置。
マクロと合わせて、カスタマイズの自由度は非常に高いキーボードとなっています。

【茶軸】メカニカルキーボードのおすすめ2選

【茶軸】メカニカルキーボードのおすすめ2選を紹介します。

オウルテック OWL-KB109CBR-BK

最初にご紹介する茶軸のメカニカルキーボードは、「オウルテック OWL-KB109CBR-BK」です。

オウルテック OWL-KB109CBR-BKの仕様・製品情報

接続方法 有線
キーストローク 4mm
キー配列 日本語
アンチゴースト
マクロ
ロールオーバー Nキーロールオーバー

オウルテック OWL-KB109CBR-BKのおすすめポイント3つ

  • 長時間利用でも疲れない安定性のあるCherry社製茶軸
  • パームレスト付属で快適
  • 汚れが目立たないマットブラック仕様

オウルテック OWL-KB109CBR-BKのレビューと評価・評判

メカニカルキーボード初心者におすすめの万能モデル

オウルテック OWL-KB109CBR-BKは、安定して使える仕様と快適性で、メカニカルキーボード初心者にもおすすめのモデルです。

ストレスの少ないCherry社製茶軸と、付属のパームレストで、手の疲労を極力減らす工夫がされています。

また、汚れが目立たないマットブラック仕上げになっているのもうれしいポイントです。
長時間ハードに利用できる、エントリーモデルとなっています。

エレコム ECTK-G01UKBK

次にご紹介する赤軸のメカニカルキーボードは、「エレコム ECTK-G01UKBK」です。

エレコム ECTK-G01UKBKの仕様・製品情報

接続方法 有線
キーストローク 4mm
キー配列 日本語
アンチゴースト
マクロ
ロールオーバー Nキーロールオーバー

エレコム ECTK-G01UKBKのおすすめポイント3つ

  • コスパ抜群の茶軸キーボード
  • ゲーミングキーキャップ付属
  • キーボードを彩るバックライト

エレコム ECTK-G01UKBKのレビューと評価・評判

安価で高性能な高コスパゲーミングキーボード

エレコム ECTK-G01UKBKは、非常にコスパの高いゲーミングキーボードです。

6,000円程度の価格でありながら、ゲーミングキーボードとしては十分な機能を備えており、ゲーム時にはキーキャップを付けることもできます。

また、先ほどご紹介したオウルテック同様に、Windowsキーをオフにするゲーミングモードも搭載。
ゲーミングキーボードは高くて手が出しにくいと考えている人には特におすすめです。

【黒軸】メカニカルキーボードのおすすめ2選

【黒軸】メカニカルキーボードのおすすめ2選を紹介します。

最初にご紹介する赤軸のメカニカルキーボードは、「サンワサプライ SKB-MK2BK」です。

サンワサプライ SKB-MK2BKの仕様・製品情報

接続方法 有線
キーストローク 3.5〜4.5
キー配列 日本語
アンチゴースト
マクロ
ロールオーバー

サンワサプライ SKB-MK2BKのおすすめポイント3つ

  • Cherry社製黒軸で爽快感たっぷりの打鍵感
  • ドライバー不要ですぐに使える
  • キーボード内部の金属板で嫌な沈み込みを低減

サンワサプライ SKB-MK2BKのレビューと評価・評判

軽いタッチで使いたい人におすすめの黒軸キーボード

サンワサプライ SKB-MK2BKは、軽いタッチで使いたい人におすすめの黒軸キーボードです。

Cherry社製の安心の黒軸と、キーボード内部の金属板によって、必要以上の沈み込みを抑え、素早いタイピングを可能にしています。

また、キーボードを使用するにあたってドライバーが不要なため、USBを繋げば即使用できるのも嬉しいポイントです。
タイピングに慣れている人、作業効率をさらにアップさせたい人におすすめのキーボードといえます。

FILCO FKBN108ML/JB2

次にご紹介する黒軸のメカニカルキーボードは、「FILCO FKBN108ML/JB2」です。

FILCO FKBN108ML/JB2の仕様・製品情報

接続方法 有線
キーストローク
キー配列 日本語
アンチゴースト
マクロ
ロールオーバー Nキーロールオーバー

FILCO FKBN108ML/JB2のおすすめポイント3つ

  • Cherry MX linear actionキースイッチ独特な打鍵感
  • 高速でレスポンスが得られる仕様
  • キースイッチ内部の接点を金メッキにすることで軽いタッチを実現

FILCO FKBN108ML/JB2のレビューと評価・評判

キーを押す力によって反応を変化させる独特なキーボード

FILCO FKBN108ML/JB2は、知る人ぞ知る周辺機器メーカーであるFILCOのこだわり黒軸キーボードです。

Cherry MX linear actionキースイッチによって、少ない力でも高圧を発揮し、さらさらと軽いタッチで高速タイピングを可能にしています。

また、キースイッチ内部には金メッキ処理をほどこし、軽いタッチだけでなく長期間の利用にも耐える耐久性を備えています。

タイピングに慣れており、独特のタッチを体験してみたい人に非常におすすめです。

まとめ

いかがでしたか?
自分に合ったメカニカルキーボードは、ゲームのプレイングや作業効率アップに直結します。

まずは軸の種類を理解し、どんなメカニカルキーボードが自分に合っているかを確認しましょう。
メカニカルキーボードを一度使えば、病み付きになること間違いなしです。
この記事を参考に、ぜひメカニカルキーボードの利用を検討してみてください!

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