最後に、人気商品別にもいくつか見ていき、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
目次
動画編集におすすめのノートパソコンの特徴
動画編集におすすめのノートパソコンの特徴を2つ解説します。
- 高い性能をもつCPU(Corei7がおすすめ)
- 搭載メモリは16GB以上
高い性能を持つCPU(Corei7がおすすめ)
動画編集には高性能なパソコンが選ぶことが重要です。その理由は、動画編集には高い負荷が掛かるため、低スペックなパソコンを使用すると、起動が遅かったり、編集時に画面がカクカクしたり、フリーズしたり・・・とてもストレスが溜まるし、仕事も捗りません。
そういった観点から、動画編集時に使用するパソコンスペックとして、Corei7がおすすめです。
搭載メモリは16GB以上
メモリが16GB以上ないと動画編集ではモタツつきやカクつきにつながります。CPUは人、メモリは作業机と言われます。作業する人(CPU)が優秀でも、作業スペース(メモリ)が足りないと力を存分に発揮できません。
そういった観点から搭載メモリは16GB以上がおすすめです。
動画編集におすすめのノートパソコンの人気メーカー一覧
動画編集におすすめのノートパソコンの人気メーカー3つと特徴や評価を解説します。
- アップル(Apple)
- LGエレクトロニクス(LG Electronics)
- マウスコンピューター
アップル(Apple)
アップル(Apple)は、iphoneやipadなどのハードウェア製品の開発・販売や、macOSなどのソフトウェア製品の開発・販売を行っています。知らない人はほとんどいないというほどのインターネット関連製品、デジタル家庭電化製品の大手メーカーです。
Appleの製品はとにかくデザインがかっこよく、見た目がいいです。見た目が良いとモチベーションがアップします。秀逸なデザインだけでも十分に価値があるのですが、技術面でも、最近話題の5Gのチップを開発中とのことです。見た目もスペックも最高といったところですね。
ノートパソコンの人気モデルはMac Book Pro、Mac Book Airなどがあり、性能も高いので動画編集にピッタリです。
LGエレクトロニクス(LG Electronics)
LGエレクトロニクスは、韓国を代表する総合家電、通信機器の販売・開発メーカーです。主に、家庭の電化製品や、液晶ディスプレイ、携帯電話、パソコンの部品などの製品があります。
LGの製品は、デザインが悪く言えば地味な印象をうけます。しかし、逆にそれが大人っぽくてかっこいいとの声もあるので、そういったニーズには応えられると思います。また、ノートパソコンのスペック面では十分な性能を持っているので、動画編集をするのには全然問題ないです。
LG製ノートパソコンの人気モデルは、LG gram17などです。
マウスコンピューター
マウスコンピューター社は、東京に本社を構え、パソコンの製造・販売を行っているメーカーです。一般的なパソコンの製造も行っているのですが、ゲーミングパソコン、クリエイター向けのパソコンなどを分けて作っておりマウスコンピューター社のこだわりが感じられます。
動画編集専用のパソコンブランドなんかもあるので、各種機能、性能は、十分な実力を持っていることでしょう。さらにサポート制度も充実しており、365日24時間の無料電話相談や96時間以内に修理完了など初心者でも安心出来る制度が多くあります。
マウスコンピューター製のノートパソコンで、人気モデルはDAIV 5Nなどです。
動画編集におすすめのノートパソコンの選び方
動画編集におすすめのノートパソコンの選び方を以下の6つのポイントから解説します。
- CPU
- GPU
- メモリの容量
- ストレージ
- 画面サイズと解像度
- USBポートなどの付加機能もチェック
CPU
CPUは、高性能でパワーのあるもの、結論をいうとcorei7-8750(6コア/12スレッド)以上のCPUがおすすめです。CPUは、人間でいうところの脳の部分に当たるものなので、スムーズかつ快適に動画編集を行うにはハイスペックのパソコンを使った方がいいのは、当然のことです。
CPUの性能の中で、動画編集に重要なのはコア数とスレッド数です。コア数が多くなれば、動画編集においての処理速度が、劇的に早くなりますし、スレッド数が増えればマルチタスクも可能になります。
GPU
GPUは、NVIDIA社のGeForceを搭載しているものがいいです。
まず、GPUというのは何のかというと、GPUはパソコンにおける動画や写真などの処理を専門としている部品のことです。
GPUには、『CPUの内部に搭載されている場合』と、『CPUの外部にあり独立しているもの』とで
2パターンあり、GPUの容量が大きいのは『CPUの外部にあり独立しているもの』なので、そちらを選びましょう。
そしてGeForceというのは、色々ある独立型GPUブランドの中の1つです。数あるブランドの中でGeForceが良い理由は、『多くの動画編集ソフトの動作テストや最適化をNVDIA社の製品で行っている』からです。
購入する際には、見ておきましょう。
メモリの容量
メモリは、大きければ大きい程良く、最低でも16GB以上は欲しいところです。メモリというのは、データの短期記憶装置であり、作業机のようなものです。もしも、この机が狭かったら、当然作業は捗りませんよね?
それと一緒で、メモリの容量が少ないと画面がカクついたり、フリーズしてしまったり、起動にものすごく時間がかかってしまい、作業どころではなくなるのです。動画編集は、特に高負荷な処理になるので16GB以上の容量をもつメモリが欲しいといったところです。
ちなみに16GBより上の容量は32GB、64GBとありそれ相応に値段が上がっていきます。あなたの動画編集の内容に合わせて容量を考えていきましょう。(4Kの動画編集なら64GB推奨)
ストレージ
ストレージの記録メディアは、コスパ重視であればHDD(ハードディスクドライブ)、そうでなければSSD(ソリッドステートドライブ)です。
ストレージというのは、記憶媒体であり、データを長期保存するのに使用する部品のことです。ストレージには大きく分けて、2種類の記憶メディアを使っており、その2種類というのが、『HDD』と『SSD』です。
それぞれの特徴としてHDDは処理が遅く、衝撃に弱い、しかし値段は安い。対してSSDは処理が早く、衝撃にも強い、しかし値段は高いです。
そして最近では、HDDとSSDを併用したものもあるので、そちらを選んでみるのも1つの手です。いずれにしろ、それぞれ一長一短なので個々で用途に合わせて選びましょう。
画面サイズと解像度
画面サイズは、15インチ以上がおすすめです。画面サイズ15インチ以上の理由についてですが、動画編集する際には、動画素材をなるべく大きく表示した方が、見やすく快適に作業できるので、画面サイズはなるべく大きくした方が良いからです。編集項目も表示させなくてはいけないので、なおさらです。
そして画面の解像度ですが、編集する動画により選ぶポイントは変わってきます。具体的にはフルHDの動画編集ならば、フルHDの解像度に対応したものですし、4k動画の編集であれば4k対応していないといけません。
ちなみに解像度というのは、簡単にいえば画質の事です。1280×720などの数値で表されていて、数値が高ければ高いほど画質が良いと思っていいです。現在の主流は1280×720(HD)、1920×1080(フルHD)、3840×2160(4K)です。
USBポートなどの付加機能もチェック
USBポートは、場所をみて選んでみてください。それはなぜかというと、USBの差込口の場所によって作業効率が変わってくるからです。タイプも様々で、手前にあるものや、奥にあるもの、ディスプレイの裏側にあるものなどたくさんの種類があります。
あなたの作業スペースの環境や、作業している時の癖などを購入前に想定して購入しましょう。一般的には手前にあるタイプだと作業がしにくい可能性が高いので(手が当たりやすい)、奥や裏側にあるものが、コードや作業の邪魔にならずおすすめです。
そしてもうひとつ見ておきたいのが、バッテリー駆動時間でしょう。これも製品によって様々であるので、あなたのライフスタイルに合わせて選んでいきたいところですね。
動画編集におすすめのノートパソコンの人気4選
動画編集におすすめのノートパソコン人気4選を紹介します。
Mac Book Pro 14
最初に紹介する動画編集におすすめのノートパソコンは、「Mac Book Pro 14」です。
Mac Book Pro 14の仕様・製品情報
CPU | intel Corei7 |
---|---|
ストレージ | 512GB SSD |
メモリ | 8GB |
サイズ | 14.2インチ |
質量 | 1550g |
Mac Book Pro 14のおすすめポイント3つ
- 洗練されたデザイン
- 最大22時間の駆動時間を誇るバッテリー
- 超高速処理のSSD
Mac Book Proのレビューと評価・評判
Apple社最新のノートパソコン
Mac Book Proは、Appleのノートパソコンの中でも、最も高性能なもののひとつです。CPUにはcorei7を使用し、メモリが8GB、512GBのSSDを用いた高速処理で、動画編集もサクサク進むことでしょう。
バッテリー持続時間も22時間となっており、長時間の持ち運びにも安心できる設計です。
他の商品との違いを述べるうえで欠かせないのが、そのデザインとAppleという圧倒的なブランド力です。あまり、パソコンに詳しくない人にもAppleなら、羨望のまなざしで見られます。
一番のおすすめ商品ですが、値段はやはりそれ相応に高めです。コスパを重視する人には向かないかもしれません。
Surface pro7+
次に紹介する動画編集におすすめのパソコンは、「Surface pro7+」です。
Surface pro7+の仕様・製品情報
CPU | intel Corei7 |
---|---|
ストレージ | SSD 256GB |
メモリ | 8GB |
サイズ | 12.3インチ |
質量 | 770g |
Surface pro7+のおすすめポイント3つ
- 比較的高コスパ
- タブレットにもなる
- デザインがスマートでかっこいい
Surface pro7+のレビューと評価・評判
あらゆる使い方に適応するモデル
Surface pro7+は、マイクロソフト社で出ている『Surface pro』シリーズの最新バージョンです。
この機種の特化した部分は、やはり持ち運びがとても楽という点です。まずは重さですが、770g~という驚異の数値、そしてサイズも幅292、奥行201、高さ8.5と超薄型を実現しています。これによって片手で簡単に持ち運びが可能となります。
タブレットにもなる2in1仕様、タッチペンの駆使など、様々なシーンに合わせることができる利便性も兼ね備えています。
動画編集の機能としては、GPUの観点からややスペック不足も否めません。しかし、全然編集できないのか・・・というとそうではなく、簡単な動画編集程度であれば大丈夫です。
気軽に動画編集を始めてみたい方、持ち運びを重視する方、機能性を重視する方におすすめのノートパソコンです。
MSI GS65 stealth
次に紹介する動画編集におすすめのノートパソコンは、「MSI ゲーミングノートPC Cyborg15」です。
MSI ゲーミングノートPC Cyborg15の仕様・製品情報
CPU | intel Corei7 |
---|---|
ストレージ | SSD 512GB |
メモリ | 16GB |
サイズ | 15.6インチ |
質量 | 1980g |
MSI ゲーミングノートPC Cyborg15のおすすめポイント3つ
- 高性能
- 比較的軽い
- クリエイター向けノートパソコン
MSI ゲーミングノートPC Cyborg15のレビューと評価・評判
MSI社のクリエイター向けノートパソコン
MSI GS65 stealthは、MSI社で出ている『Cyborg』シリーズのクリエイター向けノートパソコンです。
クリエイター向けだけあって、とても高性能です。
CPUにはCore i7を搭載し,グラフィックスにGeForceを搭載しています。メモリもストレージも容量が大きく動画編集には十分な性能と言えるでしょう。
そしてこれだけ高性能なものを多数積んでいるのに、その重量は1980gということで、持ち前のボディの薄さもあって、持ち運びも容易にできます。またMSI ゲーミングノートPC Cyborg15はクリエイター向けでもあるのですが、ゲーミングパソコンでもあるので、ゲーム実況の動画を撮る人なんかにもおすすめです。
MSI Prestige14
次に紹介する動画編集におすすめのノートパソコンは、「MSI Prestige16」です。
MSI Prestige16の仕様・製品情報
CPU | intel Corei7 |
---|---|
ストレージ | SSD 1TB |
メモリ | 32GB |
サイズ | 16インチ |
質量 | 1600g |
MSI Prestige14のおすすめポイント3つ
- 圧倒的高性能
- 重さは1600g
- 外出が多い人向け
MSI Prestige16のレビューと評価・評判
MSI社のクリエイター向けノートパソコン
MSI Prestige14は、MSI社で出ているビジネス・クリエイター向けもモバイルノートパソコンです。
CPUは6コアのCore-i7、GPUはGeForce RTX 4060を使用しており、動画編集の作業性で言えば問題なしと言えます。
そして持ち運びのポテンシャルも高く、1600gの軽重量でサクサク持ち運びが可能です。
しかし、冷却装置が1つしかないのが、難点となっていて長時間重たい作業をやるのには少し不向きと言えるかもしれません。デザインは、女性ユーザーならローズピンクがおすすめです。
動画編集におすすめのノートパソコンのまとめ
動画編集におすすめのノートパソコンをまとめると・・・、
CPU、GPUは比較的高性能なものであること、メモリは16GB、ストレージは個々で用途に合わせて選ぶ(HDDかSSDもしくは併用)、この3点をまずはおさえておきたいところです。その次が画面サイズや解像度、USBポートなどの付加機能でしょうか。あまり全てを揃えすぎても、費用が掛かりすぎるというデメリットが生じますので、そこはお財布と相談して選んでいきましょう。
以上、動画編集におすすめなノートパソコンの記事でした。
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